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薄毛・抜け毛の病気【医師監修】女性の抜け毛の原因・対策・予防法更新日:2021年07月06日

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女性の抜け毛の原因・対策・予防法

髪は女性の命ともいわれており、薄毛が目立ってきた、抜け毛が増えた、ボリュームが減ってヘアスタイルが決まらなくなるなど、髪の毛のことで気分が落ち込んでしまう方も少なくありません。女性の抜け毛の原因はさまざまで、複数の要因から起こっていることも。「年齢のせいだから」と諦めている方もいますが、原因と予防を知ることで抜け毛を減らせるかもしれません。

この記事では、原因や対策、予防方法などについて詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

女性ならではの抜け毛の原因

女性の抜け毛は男性の抜け毛とはタイプが違い、誰にでも起こる可能性があります。今まさに抜け毛で悩んでいる人も、まだ自分は大丈夫だと思っている人も、女性の抜け毛の原因を探ってみましょう。人によって原因が様々ですが、自分の症状と原因を知ることで的確な対策方法が見つかります。

出産後の抜け毛

出産後の抜け毛

産後の抜け毛は「産後脱毛症」「分娩後脱毛症」と呼ばれ、出産後の女性の約7割が経験していると言われています。
出産後は女性の身体の変化が影響している抜け毛であることがほとんどですので、安心してください。では、なぜ産後に髪の毛がごっそりと抜けてしまうのかと言うと、女性ホルモンが主な原因です。通常、髪の毛は一定のサイクルで生え変わっていくものですが、妊娠中に女性ホルモンが増えることによって髪の毛が抜けにくくなります。髪の毛だけではなく体毛も毛深くなってしまう妊婦さんもいるほどです。そして出産を終えて女性ホルモンが急激に減少していくことで、妊娠中に抜けなかった髪の毛が一気に抜けてしまうのです。産後の抜け毛については、次の髪の毛が生えてくるまでの休みの時期に入ることで、一時的に髪の毛が薄くなってしまいます。この時期の2~3ヶ月を過ぎればだんだんと元のヘアサイクルに戻っていき、毛が生え始めて毛量も改善されていきます。このタイプの抜け毛は産後どのくらいで起こるかということは、女性ホルモンの分泌量や生活習慣などで個人差がありますが、一般的には出産直後から抜け毛が見られ、産後6ヶ月~1年ほどで元に戻ることが多いようです。
骨盤は出産によって広がり、緩んでしまったまま固定されてしまうと、ゆがみが生じてしまうことがあります。骨盤がゆがむと子宮が圧迫されて血流が悪くなり、卵巣に充分な栄養が届きません。そのため、卵巣で作っている女性ホルモンの生成が間に合わなくなることも原因の1つと言えるでしょう。
女性ホルモンとは別に産後の抜け毛として考えられるのは慣れない子育て、赤ちゃんのお世話による睡眠不足、食事を取る時間が無いなどのストレスや生活習慣の乱れも抜け毛に影響します。
そもそもなぜストレスが抜け毛の原因になるかと言うと、強いストレスや毎日のように溜め込んでいるストレスが血流を悪くしてしまうためです。髪の毛に必要な酸素は血液によって運ばれていきますが、血行が悪くなると栄養や酸素が不足し髪の毛を作る細胞がダメージを受けてしまいます。今生えている髪の毛の成長がストップして抜け落ち、新しい髪の毛が作られなくなることがストレスにより抜け毛が起こる原因になります。出産でホルモンバランスが乱れ、育児のストレス、髪の毛が抜けることを気にしてストレスを感じることで、また新しい抜け毛の原因になってしまう・・・というのが最悪のサイクルです。
産後ダイエットも抜け毛の原因になります。産後に限らずダイエットで栄養が不足すると髪の毛も十分に育つことが出来ません。母乳育児の場合は、赤ちゃんの分までバランスの良い栄養を摂ることが大切です。

無理なダイエット

若い女性が抜け毛に悩む原因のひとつに、無理なダイエットがあります。痩せたいと考えて、食事の量や回数を減らしたり、カロリーの少なそうな食べ物ばかり食べたりと、食生活が乱れてしまうためです。
無理なダイエットによって食生活が乱れると、健康な髪の毛を育てるために必要な栄養素が不足するために、健康な髪の毛が育たない可能性があります。また、血流が悪くなることで頭皮が硬くなり、頭皮環境の悪化を招いてしまいます。
栄養不足による脱毛には、徐々に全体の髪の毛が薄くなっていくという特徴があります。そのため気づきにくく、気がついたときにはかなり抜け毛が進行していることも考えられます。ダイエットする場合には、運動を重視し、バランスの良い食生活が乱れないようにしましょう。

甲状腺機能の病気

女性に多いとされる甲状腺機能の病気も、抜け毛の原因として考えられます。
病気による抜け毛の場合は、医師による診断と治療が欠かせません。
甲状腺は全身の代謝に関係する器官であるため、異常がある場合、抜け毛のほかに白髪や顔のむくみ、疲労感などの症状があらわれることがあります。抜け毛だけでなくこれらの症状がみられる場合には、早めに病院を受診するのが良いでしょう。

ホルモンバランスの乱れ

女性ホルモンは肌や髪の毛を美しくする作用があるといわれており、ホルモンバランスを整えることは、健康な髪の毛を育てるために欠かせません。前述の出産後のケースのように、女性ホルモンの減少により抜け毛が増加することもあり、髪の毛の本数にも関係しています。
ホルモンバランスが崩れる原因には、ストレスや睡眠不足などの生活習慣のほか、加齢なども挙げられます。一般的に、40代になると女性ホルモンの分泌量が減少するといわれています。また男性ホルモンのひとつであるテストステロンが変化し、ジヒドテストステロンという成分になることがあります。このジヒドテストステロンは、抜け毛を加速させる原因物質であるため、ホルモンバランスを整えるのは抜け毛対策として重要です。

アレルギーによる抜け毛

アレルギーによる抜け毛

アレルギー体質を持っている女性は、抜け毛の可能性が高くなるといわれています。
特に注意していただきたいのは金属アレルギーです。金属アレルギーと聞くと、ピアスやリング、ネックレスなどのアクセサリー類を思い浮かべるかもしれませんが、虫歯を治療したあとの詰め物などが金属アレルギーの原因となっていることもあるため注意が必要です。
ニッケル・コバルト・水銀・パラジウムなどは、金属アレルギーを発症しやすいといわれています。反面、アクセサリーで連想しやすい金やプラチナなどは、比較的アレルギーを発症しにくいといわれています。もしも金属アレルギーによる抜け毛が疑われる場合、医師に相談してみましょう。
ペットやハウスダストなどのアレルギーも抜け毛の要因となることがあります。アレルギー反応を起こした患部はかゆくなるため、つい掻いてしまいますよね。頭皮にアレルギー症状のかゆみがでて掻いてしまうと、その部分が炎症を起こし、抜け毛を招きやすくなります。抜け毛以外にもアレルギー症状を感じている場合には、病院を受診するのがおすすめです。

カラーリングやパーマによる髪の傷み

頻繁なカラーリングやパーマは、髪を傷める原因のひとつです。髪の途中で切れてしまうのは抜け毛ではなく切れ毛ですが、たくさん切れてしまえば薄毛に見えてしまうことがあります。

また、カラーリングやパーマ液が頭皮に触れてしまえば、頭皮を傷めます。数回であればあまり問題はありませんが、頻繁に行えば頭皮にダメージが蓄積し、抜け毛へと繋がります。

その他の原因

体質的脱毛症

体質的脱毛症

遺伝や体質によって引き起こされる抜け毛や薄毛を「体質的脱毛症」といいます。
抜け毛を引き起こしやすい体質として、冷え性や低体温、慢性的な肩こりや首こりがあるなどが挙げられます。冷え性や低体温は血流が悪い可能性が高く、頭皮や髪に必要な栄養が行き渡らなくなってしまいます。慢性的な肩こりや首こりがある場合は、頭皮も硬く凝り固まっている可能性があるのです。

ストレス

社会で生きていくうえで避けられないストレスは、抜け毛や薄毛の原因となりやすいといえます。ストレスは、健康な髪を育てるうえで欠かせないエストロゲンという女性ホルモンの減少を招いてしまいます。ストレスを感じないというのは困難であるため、自分なりのストレス解消方法を見つけ、ストレスをため込まないようにするのが大切です。
また、日常生活で受けるストレスのほかにも、薄毛や抜け毛を気にすること自体がストレスとなり、そのせいでなかなか改善しないという悪循環に陥る可能性があります。原因を特定できずにセルフケアを行って、なかなか改善せずストレスになっているという場合は、専門のクリニックで原因の特定をしてみましょう。

年齢

「ホルモンバランスの乱れ」の項目でも少し記載しましたが、年齢も抜け毛の原因のひとつです。
一般的に、女性は30代後半から髪の毛が伸びにくく、コシがなくなってくるといわれています。また、加齢による更年期障害も女性ホルモンの減少を伴うため、抜け毛を引き起こす可能性があります。
加齢で女性ホルモンの分泌が減少し、抜け毛が増えた場合には、エストロゲンという女性ホルモンの働きを補う大豆イソフラボンの摂取がおすすめです。

喫煙などの生活習慣

過度な飲酒や喫煙、睡眠不足などの生活習慣の乱れが、頭皮や髪の毛に悪影響を及ぼし、抜け毛を招く恐れがあります。
お酒を飲むと、体内で分解する際にアセトアルデヒドという物質が作りだされます。この物質は有害なため、体内で無毒化しなければなりません。その際に、健康な髪の成長に欠かせないアミノ酸や亜鉛などの栄養素がたくさん消費されてしまうのです。
喫煙はさまざまな悪影響を身体に与え、頭皮の血管を収縮させて血流を悪化させるため、必要な栄養素が頭皮や髪に届きにくくなり、髪の毛の健康な成長を害してしまう可能性があります。
睡眠不足は、髪の毛を育てる成長ホルモンの分泌を減らしてしまう恐れがあります。成長ホルモンは眠っている間に分泌されるので、睡眠不足が続くと抜け毛を悪化させるリスクがあります。

AGA

女性の男性型脱毛症(AGA)は、頭部全体の髪の毛が薄くなっていく症状が特徴で、30代からみられることが多いです。
「ホルモンバランスの乱れ」の項目でも記載した、男性ホルモンの一種であるジヒドテストステロンが原因のひとつといわれており、AGA専門のクリニックや皮膚科医などに相談するのが望ましいです。

季節的な抜け毛

季節によって、抜け毛が増えてしまうことをご存知でしょうか。特に秋は、夏に受けたダメージによって抜けやすいといわれています。

強い紫外線や汗、海水浴、プールなどでダメージが蓄積し、ヘアサイクルが乱れ始めます。その結果、秋になるといつもより抜け毛が増えてしまうのです。ほかにも夏バテによる体調不良や食生活の乱れなども加わり、髪が抜けやすい環境になります。

その他の原因

このほかにも、女性の抜け毛にはさまざまな原因があります。
女性はヘアケアを大切にしますが、ケアのしすぎや誤ったケアなどが頭皮や髪にダメージを与え、抜け毛を招くことがあります。血行を良くしようとして頭皮マッサージのやりすぎや、清潔にしようとしてシャンプーをしすぎると、過剰な刺激となり抜け毛につながります。
またヘアカラーやパーマ、いつも決まったヘアスタイルにしているなど、髪形などの意外な点が薄毛に影響してしまうこともあります。

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女性の抜け毛対策・予防

女性の抜け毛対策・予防

抜け毛を増やさないための対策・予防方法についてご紹介します。

生活習慣の見直し

抜け毛の原因で取り上げたように、生活習慣は髪や頭皮に大きく影響を与えます。

正しい食生活

バランスのよい食事を心がけるのが大切ですが、なかなか難しい方も多いようです。髪の成長にはタンパク質やビタミン、ミネラルが必要ですので、食事の内容に注意してみましょう。また、辛みの強い食べ物や油っこいものは、頭皮に悪い影響を与えてしまうので、できるだけ避けましょう。

良質な睡眠

睡眠不足は髪や頭皮だけではなく、全身への健康に影響を与えます。良質な睡眠をとるには、眠りに入る1時間ほど前からテレビや携帯を見ない、食事は3時間前には済ませるようにしましょう。

適度な運動

慢性的な運動不足は筋力が低下し、血行が悪くなります。軽くストレッチをする、30分程度散歩をするなど、身体を動かすことを心がけましょう。

ストレスをため込まない

ストレスは、さまざまな健康被害を及ぼします。産前・産後、子育て、家事、仕事などが重なり、大きなストレスを抱えている方も少なくありません。

ストレスを解消する方法は人それぞれですが、一人で抱え込まないのが大切です。例えば子育てや家事が負担となっている場合は家族に相談する、週末に一人でゆっくり過ごせる時間を設けるなど、色々と工夫をしてみましょう。

病院やクリニックに受診する

すでに抜け毛が増えている、薄毛が気になる方は、病院に行くことをおすすめします。抜け毛や薄毛は、原因を把握するのが改善に向けた一歩となります。病院でしっかりと原因を調べてもらい、それに基づいた治療や予防を行いましょう。

受診するのは周囲の目が気になる、恥ずかしいと避けてしまう方もいますが、最近ではプライバシーを重視したクリニックも増えています。

AGAスキンクリニックレディース院では無料カウンセリングを行っておりますので、お気軽にご相談ください。

Summaryまとめ
ホルモンバランスの乱れや過度なダイエットなど、女性の抜け毛の原因についてご紹介しました。
良かれと思ってしていたヘアケアや、出産が抜け毛の原因になっていたなど、意外に思う原因も多かったのではないでしょうか。
実際の抜け毛の原因は、これらの要因が絡み合っていることも多く、セルフケアで改善するのが難しい場合もあります。抜け毛や薄毛は、皮膚科やAGA専門のクリニックなどで相談し、自身に合った治療やケアを見つけることを視野に入れてみてください。

この記事の監修医師

AGAスキンクリニック レディース院 診療顧問田中洋平医師

【資格】
日本形成外科学会専門医
医学博士(信州大学)
【所属学会】
国際形成外科学会会員
日本美容外科学会会員
日本皮膚科学会会員
日本美容皮膚科学会会員
日本抗加齢学会会員
日本熱傷学会会員
日本救急医学会会員
日本フォトダーマトロジー学会理事
AGAスキンクリニック レディース院 ドクター紹介

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