薄毛・抜け毛の悩みの原因【医師監修】20代女性の薄毛の悩みについて

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

薄毛は老化によるものというイメージがまだ根強くあります。そのため、まだ20代なのに少しでも髪の毛が薄くなると「このまま髪の毛が全部抜けてしまうの?」「もしかして深刻な病気?」など不安を抱える方もいるのではないでしょうか。

実は最近、20代で薄毛に悩まされる女性が増えています。しかし、原因を把握して対策することで、症状を改善できる可能性もあります。この記事では20代女性の薄毛の原因や対策について紹介します。薄毛の進行を食い止め、髪の毛のことで悩まずに生活できるようにしましょう。

実は増えている、20代の女性の薄毛

実は増えている、20代の女性の薄毛

街を歩いていると、若いのに髪のボリュームが少ない女性と出会うことはありませんか?実は今、20代の女性の薄毛が急増しているのです。かつては抜け毛といえば老化現象だったのですが、現代はそれとは別の要因で、抜け毛に悩む若い女性が多くなっています。

若い女性の脱毛のタイプは、頭皮が全体的に薄くなり、地肌が少しずつ目立ってくる「びまん性脱毛症」です。最初は「あれ?薄くなったかも」と気付き、だんだん分け目の周辺の地肌が見えはじめ、後頭部から頭頂部にかけて円のように地肌が見えてきます。

20代なのに、どうして薄毛に?

若い世代の薄毛は「若年性脱毛症」と呼ばれ、一般的な薄毛とは区別されています。もちろん、老化現象とは原因も対処法も違います。では、なぜ多くの若い女性が若年性脱毛症になっているのでしょうか?

その原因のひとつに、「生活習慣」が関係しているのではないかと言われています。どのような生活習慣が薄毛の原因を作ってしまうのか、詳しく見ていきましょう。

原因1・無理なダイエット

体型を気にする若い女性は無理なダイエットをしてしまいがちです。体重を減らしたいからといって食事回数や食事量を極端に減らしたり、同じものばかり食べ続けたりしてはいないでしょうか。

食事制限による無理なダイエットは、身体に必要な栄養素の不足や血流の悪化などを引き起こし、薄毛の原因となります。ダイエットをしたいときは過度な食事制限をするのではなく、きちんと食べて運動をするのがおすすめです。

原因2・過度なヘアカラーやパーマ

トレンドやおしゃれが気になる若い女性の中には、ヘアカラーやパーマは欠かせないものと考えている方も多いですよね。今では、何もしていないバージンヘアの若い女性を見かけるほうが少なくなってきましたね。

しかしおしゃれのためのヘアカラーやパーマも、やりすぎることで髪や頭皮のダメージとなり、薄毛の原因を作り出します。短期間にヘアカラーやパーマを何度も繰り返すのは避け、髪への負担をできるだけ抑えるようにしましょう。

また、髪の毛の長さや量を自在に調整できておしゃれに便利なエクステにも注意が必要です。エクステを付けることによって同じ部分の髪の毛が引っ張られ、毛根にダメージを与えてしまう可能性があります。

原因3・ストレス

社会生活を送っていると、どうしてもストレスを感じやすくなります。20代女性の場合、就職活動のストレスや職場でのストレス、プライベートでの人間関係のストレスなどが多いのではないでしょうか。

ストレスを発散できずにため込むと、血流の悪化や自律神経の乱れ、食欲不振など、薄毛の原因となる様々な不調を引き起こします。できるだけストレスをためこまないよう意識することが大切です。

原因4・間違ったヘアケア

美容のために、シャンプーやトリートメントなどの毎日のヘアケアに時間をかける若い女性はたくさんいます。「毎日こんなにしっかりケアをしているのに、どうして薄毛になってしまったんだろう?」と感じる場合もあるのではないでしょうか。

ヘアケアの誤りも薄毛の原因となります。正しいと思ってしているヘアケアが誤っていることで、頭皮環境の悪化や髪のダメージを招き、薄毛を進行させてしまうのです。ヘアケアは毎日継続して行うことから、誤っているとダメージが蓄積してしまいやすいため、注意が必要です。自己流のヘアケアが誤っていないかを見直し、正しいケアをすることが大切です。

原因5・生活習慣の乱れ

20代女性の薄毛を招く生活習慣の乱れとして、睡眠不足や過度な飲酒や喫煙などが挙げられます。

睡眠不足は、新しい髪の毛を育むための成長ホルモン不足につながります。成長ホルモンは眠っている間に分泌されるためです。飲み会が多くて毎日帰りが遅くなる方や、つい夜更かしをしてきちんと睡眠がとれていない場合は、睡眠習慣の見直しをしましょう

過度な飲酒は、体内で分解する際にたくさんの栄養素を消費します。消費されるビタミンやアミノ酸などは髪の毛を育むために大切な栄養素であるため、分解するアルコールの量が多いと、髪の毛を成長させるのに必要な栄養が不足する恐れがあります。また寝る前にお酒を飲む人がいますが、眠りが浅くなり、睡眠の質が低下します。

喫煙は血管の収縮を招き、髪の毛や頭皮に必要な栄養が行き渡りにくくなる可能性があります。

このように20代であっても、生活習慣が原因で薄毛になることは十分にあり得ます。次の項目からは20代から始める抜け毛対策について紹介していきますので、生活習を見直し、改善のための対策を行ってみてください。

原因6・紫外線対策不足

肌に対しては紫外線対策を行っているが、髪の毛や頭皮には特に何もしていないという方は少なくありません。髪の毛や頭皮に直接紫外線を浴び続けると、「光老化」につながります。特に頭皮は顔よりも紫外線の影響を受けやすく、光老化によって頭皮が硬くなり血行不良を招く恐れがあります。

20代から始める、抜け毛対策

20代から始める、抜け毛対策

薄毛が気になる20代女性におすすめの対策方法を紹介します。生活習慣は一度に大きく変えると、継続できずに途中で挫折してしまいがちです。無理のない範囲で少しずつ変え、長期的な視点で対策を行いましょう。

対策1・ストレスを解消する

ストレスを感じずに生活することは難しいため、こまめに解消することが大切です。ストレスの解消方法は人それぞれであり、自分なりの方法を見つけるのが良いでしょう。例として、親しい友人とゆっくり会話をすることや、自然と触れ合うこと、旅行で気分を変えることなどが挙げられます。自分なりの方法が見つけられない場合は試してみてください。

また軽い運動入浴は、ストレスを解消するとともに、薄毛対策のためのさまざまなメリットが得られます。生活に取り入れてみましょう。

対策2・食生活を見直す

過度なダイエットをしていなくても、多忙で食事をする時間が取れなかったり、偏食ぎみだったりすると薄毛の原因となる可能性があります。できるだけ一日三食の習慣を守り、バランスよくさまざまな食材を取り入れたメニューを食べるようにしましょう。

忙しくてどうしても外食や出来合いのお惣菜に頼る場合、意識して野菜を摂取する、丼ものなどの単品はできるだけ避けて定食メニューにするなどの工夫によって、たくさんの食材を摂取するのが良いでしょう。

対策3・髪の毛に良い食材を取り入れる

栄養バランスを考えるとともに、髪の毛に良い食材を積極的に取り入れてみましょう。

健康な髪の毛を育てるために大切な栄養素として、たんぱく質、亜鉛、ビタミン類などが挙げられます。それぞれの栄養素の働きは以下の通りです。

たんぱく質……髪の毛の原料であるケラチンのもととなる。
亜鉛……ケラチンを髪の毛に合成する際に必要となる。
ビタミン類……血行促進などで頭皮環境を整え、健康な髪の毛を育てるためのサポートをする。

それぞれの栄養素は、下記の食材に多く含まれています。

たんぱく質……大豆、乳製品、卵、肉類など
亜鉛……牡蠣、レバーなど
ビタミン類……豚肉、かんきつ類、ナッツ類など

メニューを考える際に、これらの食材を取り入れてみてください。

たくさんの栄養素を毎日とるのは難しい」という場合にはサプリメントで栄養を補う方法もあります。

対策4・飲酒や喫煙の習慣を見直す

適度な飲酒は血行を促進する効果に期待できるともいわれていますが、過度な飲酒は控えるのがおすすめです。お酒を我慢することがストレスになってしまう可能性もあるため、いきなり飲むのをやめようと考えるのではなく、量を減らしていきましょう。

喫煙は髪の毛にとってメリットがなく、身体全体にも悪影響を及ぼすことから、できればやめるのが望ましいです。しかし急にやめられるものではないため、少しずつ数を減らすようにしてみましょう。

対策5・睡眠を見直す

成長ホルモンは、入眠から3時間の間にさかんに分泌されると考えられています。そのため、睡眠時間はできるだけ4時間以上確保するのがおすすめです

深い睡眠がとれるように、睡眠の質も見直しましょう。睡眠環境を整えたり、寝る前の行動に気を付けたりすることで、睡眠の質を上げることができます。

寝室には光や騒音などが入らないようにして、寝具内の温度が33℃前後に保たれた環境が良いと考えられています。テレビやパソコンなどのブルーライトが発生する機器は置かないようにしましょう。

寝る前は部屋の照明を落とし、暖色系の照明の中で過ごすことで眠気を誘うことができます。寝る直前やベッドの中でパソコンやスマホを見ていると、脳が活性化して眠りにくくなってしまうため、使用は眠る1時間ほど前までにしておきましょう。ホットミルクを飲んだり本を読んだりしてリラックスし、眠るための準備を整えることで、睡眠の質を上げることに期待できます。

対策6・髪の紫外線対策に気を配る

肌に日焼け止めを塗るように、髪の紫外線対策も行いましょう。髪の紫外線対策には、帽子や日傘、UVカット効果のあるヘアスプレーの使用などがあります。おしゃれな帽子や日傘を選んで使うことで、紫外線対策だけではなくファッションのバリエーションを増やすことにもつながります。おしゃれを楽しみながら、紫外線から髪を守りましょう。

対策7・ヘアケア方法を見直す

毎日のヘアケアで薄毛対策をするなら、まずは正しい方法を知ることが大切です。ここでは特に誤りやすいシャンプーの正しい方法について見直しましょう。

1ブラッシングで髪の毛のもつれをとり、シャンプー中の絡まりを防ぐ。
2たっぷりのお湯で頭皮と髪の毛を洗い、頭皮を軽くマッサージして汚れを落とす。
3髪の毛の余分な水気を落とし、シャンプーがしたたり落ちないようにする。
4シャンプーを手に取ったら水分を加え、よく泡立てる。
5指の腹で円を描くようにしながら、頭皮を中心によく洗う。
6生え際や耳の裏まで、すすぎ残しのないように丁寧にすすぐ。

シャンプーの方法はあまり教わる機会がなく、つい自己流になりがちです。正しいシャンプーをすることで頭皮環境を整えることができ、薄毛対策につながるため、今夜のシャンプーから正しい方法を取り入れてみてください。

AGAスキンクリニック レディース院
おすすめシャンプーはこちら

対策8・頭皮マッサージをする

頭皮マッサージは頭皮の血行促進や毛穴汚れ除去、ストレスの緩和といったさまざまなメリットをもたらすため、毎日のケアに取り入れてみましょう。行うタイミングを決める必要はありませんが、就寝前や入浴時などのリラックスタイムに行うのがおすすめです。「お風呂でマッサージをする」など自分で決めることで、継続にもつながります。

マッサージは硬くなった頭皮を動かすような感覚で、頭部全体を揉みほぐしたり頭皮を引っ張り上げたりしながら、気持ち良いと感じる程度に刺激を与えていきます。髪の毛の上からではなく、髪の間に指を差し入れ、頭皮を直接揉むようにしましょう。爪を立てずに指の腹を使うのもポイントです。マッサージのし過ぎは髪の毛や頭皮に不要な刺激を与える可能性があるため、一回のマッサージは長くても10分程度で終えるよう意識してください。

対策9・育毛剤などを取り入れる

薄毛対策のために処方された育毛剤や、頭皮環境を整える頭皮美容液などをケアに取り入れるのも良いでしょう。育毛剤といえば男性が使うというイメージが強いかもしれませんが、女性のために処方された育毛剤も販売されています。

育毛剤はあくまで頭皮環境を整え、髪の毛が成長しやすい土台作りをするものであるため、髪の毛の原料となる栄養素が体内に不足しているとあまり効果を発揮することができません。そのため、生活習慣の見直しなどと並行して使用するのがおすすめです。

男性用の育毛剤と女性用の育毛剤では有効成分の含有率などが異なるほか、男性用の育毛剤には女性が使用できない成分や、使用に注意が必要な成分が含まれる場合があります。家族などに薄毛の男性がいる場合にも、同じ育毛剤を使用することはやめ、女性用に処方されたものを使用してください。

対策10・医療機関を受診する

ここまでに挙げたセルフケアをすでに行っているけれど変化がない場合や、セルフケアだけでは不安な場合には、医療機関の受診を検討しましょう。医師の診断に基づいたセルフケア方法のアドバイスを受けられるほか、必要に応じて治療薬の処方や投薬以外の治療などを受けられる場合もあります。女性の薄毛治療を専門としているクリニックも増えていますので、ひとりで薄毛の悩みを抱え込まず、気軽に相談してみてください。

無料まずは医師に直接相談できる「髪の健康診断」から

0120-820-417
電話相談・ご予約
9:00~21:00(年中無休)
髪の健康診断 セルフチェック

薄毛が目立たない!おすすめ髪型

薄毛が目立たない!おすすめ髪型

一回薄毛が気になると、目立たないようにあれこれ悩んで、外出がおっくうになるという女性も多いのではないでしょうか。またヘアスタイルにバリエーションを持たせにくいという悩みも考えられます。そこで、この項目では薄毛を目立たなくするおすすめの髪型や、ヘアスタイルのコツを紹介します。

髪の長さに強いこだわりがなければ、思い切ってショートヘアにするのがおすすめです。ロングヘアは髪自体の重さでペタッとしてボリュームが足りなくなりがちですが、ショートヘアは動きが出しやすく、自然にボリュームを出すことができます。またショートヘアには、シャンプーやブローなどが短時間で済み、髪や頭皮へのダメージを抑えられるというメリットもあります。

ロングやミディアムのままで薄毛をカバーしたい場合はパーマをかけるのがおすすめです。髪の毛に動きが出るため、髪が長くても重くならずにふんわりとした印象にすることができます。パーマによる髪へのダメージが気になるという場合は、レイヤーカットを取り入れて髪の毛に動きを出しましょう。

毎日のスタイリングを工夫するのも薄毛カバーにつながります。

ブローの際には髪の内側から風を当て、空気を含ませることで、ボリュームのあるふんわりしたヘアスタイルを作りやすくなります。外側から風を当てると髪の毛が押さえつけられてボリュームダウンしてしまうため、気を付けながらブローをしましょう。

髪の毛の分け目を変えるのもおすすめです。薄毛部分をカバーできるほかにも、イメージチェンジができる、髪の毛が引っ張られる部分を変えることで薄毛の進行を抑えられるなどのメリットがあります。

自分でできるヘアアレンジで薄毛をカバーすることも可能です。前髪が薄いのが気になる場合は、ポンパドールや編み込みなどで思い切っておでこを出してみましょう。アップにすれば薄い部分を気にせずに過ごすことができます

頭頂部が薄くて気になる場合は、薄い部分をカバーするようにお団子を作るのがおすすめです。ヘアピンやバンダナ、ヘアバンドやバレッタなどのヘアアクセサリーを組み合わせることで、華やかにおしゃれを楽しみながら薄毛をカバーしましょう。

20代におすすめ!育毛剤やボリュームシャンプー

・Dr.BALUMO(シャンプー)

Dr.BALUMOは、健康な髪の毛を育てる頭皮環境を整えるためのシャンプーです。

別名「脱毛ホルモン」とも呼ばれる男性ホルモンの「ジヒドロテストステロン(DHT)」を抑制するとともに、フケやかゆみなどの頭皮トラブルを緩和する働きが期待できる「ケトコナゾール」という成分が配合されています。

・リバースレディ(発毛薬)

リバースレディは、内服するタブレットと外用のリキッドを同時に使用することで、身体の内と外から薄毛にアプローチする育毛剤です。DHTを抑制する作用に期待できるスピロノラクトン、発毛成分など、髪にとって大切な栄養素である亜鉛ビタミンなどの成分が配合されています。

薄毛が進行してしまった方は、専門医に相談を

20代女性で薄毛が気になる方でも、生活習慣の見直しやクリニックでの治療などで改善を目指すことができます。若くして薄毛になってしまうとショックが大きいことが考えられますが、諦めずにケアを行いましょう。

ひとりで薄毛の悩みを抱え込むと、強いストレスとなり、さらに症状が悪化してしまうことが考えられます。身近な人に相談するのに抵抗があるという方は、専門のクリニックで医師に相談しましょう。原因や状態に合わせたケアが受けられるほか、ストレスの緩和にもつながります。できるだけ早い段階で受診し、専門医の治療を受けてみてください。

この記事の監修医師

AGAスキンクリニック レディース院 診療顧問麻生 泰(あそうとおる)医師

【資格】
医学博士(慶応義塾大学)
【所属学会】
日本形成外科学会
日本美容外科学会
日本マイクロサージャリー学会
AGAスキンクリニック レディース院 ドクター紹介

髪の健康診断のご予約はこちら

髪の健康診断イメージ
電話相談・ご予約
0120-820-417
9:00~21:00(年中無休)
髪の健康診断 セルフチェック

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

あわせて読みたい薄毛・抜け毛の悩みの原因の記事一覧