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薄毛・抜け毛の病気【医師監修】びまん性脱毛症は何科に行くべきか更新日:2021年04月05日

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びまん性脱毛症は何科に行くべきか

びまん性脱毛症は、女性が発症する脱毛症で特に多いとされています。びまん性脱毛症にかかってしまったかもしれないと感じると、「どうすれば症状がよくなるのか…」「どこで相談したらいいのだろう…」と不安を抱える人も多いと思います。

この記事では、皮膚科や婦人科におけるびまん性脱毛症の治療方法から、病院の選び方のポイントなどを紹介します。自分に合った病院で医師に相談し、びまん性脱毛症のさまざまな悩みを解消しましょう。

びまん性脱毛症の症状とは

まずはびまん性脱毛症の症状を紹介します。「もしかしたらびまん性脱毛症かも…」と不安を抱えている方は思い当たる症状がないか確かめてみてください。

頭部全体の髪の毛が薄くなる

「びまん」という言葉には「一面に広がる」という意味があります。言葉の通り、頭部全体の髪の毛が薄くなり、頭皮が透けて見えるようになるのがびまん性脱毛症の大きな特徴です。頭部全体の髪がボリュームダウンしてしまい、ふんわりとしたヘアスタイルが作りにくくなります。男性の脱毛症のように前髪や側頭部などの一部だけが薄くなることは少ないようです。

つむじや分け目が目立ち始める

つむじや分け目部分の頭皮が目立つのもびまん性脱毛症の特徴です。髪の毛が抜けて本数が減るだけではなく、髪の毛自体が細くなることにより髪の密度が減少します。分け目が広がることにより、その部分で髪の毛がぱっくりと割れ、ヘアスタイルが決まらない原因になります。

抜け毛が増える

抜け毛は健康な髪の持ち主にも起こることですが、ブラッシングやシャンプーをしたときに抜ける髪の毛の量が明らかに増えた、使っている枕に大量の抜け毛が落ちているなどの場合にはびまん性脱毛症の可能性があります。健康な人の抜け毛は一日100本程度といわれているため、それを目安に抜け毛の本数に注意してみましょう。

また本数が少なくても、抜けた髪の毛が細かったり、育ち切らずに短いままだったりする場合も注意が必要です。

びまん性脱毛症は何科に行けばいいのか

女性の脱毛症はさまざまな原因が複雑に絡み合っているケースが多く、いざ治療を決心しても、何科に行けばいいのか迷いますよね。状況に合わせた病院の選び方を紹介しますので、ひとりで抱え込まずに相談してみてください。

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びまん性脱毛症の病院選びのポイント

びまん性脱毛症を相談する候補として考えられる主な診療科は「皮膚科」と「婦人科」です。選ぶポイントや、それぞれの診療科でどんな治療を行っているのかを見ていきましょう。

頭皮に異常がある場合は皮膚科を

脱毛とともに、頭皮の赤みやかゆみ、大量のフケなどの異常が発生している場合には皮膚科の受診を検討しましょう。健康な髪の毛を育てるために、健康な地肌づくりは欠かせません。地肌の治療を優先することにより、薄毛の改善につながりやすくなります。

産後の抜け毛の場合は婦人科を

産後の女性が抜け毛に悩まされることは少なくありません。ホルモンバランスの変化により髪の毛の成長サイクルが乱れる、慣れない子育てにより生活習慣が乱れる、ストレスがたまるなどの要因が考えられます。産後の抜け毛が気になる場合は婦人科に相談してみましょう。

皮膚科ではどんな治療をしているか

皮膚科では、主に頭皮の炎症やかゆみ、フケなどに対応しています。抜け毛対策というよりも、あくまで頭皮治療の側面が大きいといえるでしょう。

治療は投薬を中心に行われますが、薄毛治療を専門としている医師はいないことが多いため、取り扱っている薬の種類は少ない傾向があります。

婦人科ではどんな治療をしているか

産後のホルモンバランスの乱れによる抜け毛は、時間の経過とともに落ち着く場合が多いと考えられています。そのため、婦人科では抜け毛の治療をしていないケースがほとんどです。

ただし、産後の不慣れな子育てや生活に関する悩みを相談することで、ストレスの緩和につながり、産後の薄毛の改善に期待できます。産後の抜け毛による不安が大きい場合は、婦人科への相談を検討してみましょう。

専門のクリニックについて

専門のクリニックについて

皮膚科や婦人科で行われている治療内容を見ると、「びまん性脱毛症についてしっかりと相談できない…」と不安になったかもしれません。

しかし薄毛や抜け毛を専門とするクリニックがあり、さまざまな検査や治療が行われています。専門のクリニックがどう違うのか、どんな治療が受けられるのかなどを見ていきましょう。

頭皮や髪の毛を専門とする医師の診療が受けられる

皮膚科や婦人科に薄毛を専門とする医師がいることはほとんどありません。抜け毛や薄毛を専門とするクリニックでは、その分野を専門とする医師が診療を行っています。そのため、自分自身でも気が付かなかった原因を発見できることや、それぞれの症状に合った治療を受けることができます。

細やかな検査が受けられる

皮膚科や婦人科で行われる検査はほとんどが問診と目視のみです。そのため頭皮や髪の毛の状態をきちんと把握しきれず、誤診につながる可能性があります。専門のクリニックでも問診や目視による検査を行いますが、それに加えて血液検査、スコープなどの機器を使用した頭皮状態の検査などを行っている場合が多いです。

さらに専門のクリニックには、カウンセリングを無料で行っているところもあります。自分がびまん性脱毛症にかかっているのか、治療にはどれくらいの費用や期間がかかるのかなどを治療前に相談できることが多いのも専門のクリニックの大きな特徴といえます。

さまざまな治療方法に対応している

皮膚科で行う治療はほぼ投薬のみのため、治療の選択肢が多いとは言えません。専門のクリニックでは投薬のほか、頭皮に直接薬液を注入するメソセラピーやHARG療法などの注入治療、自分の髪を移植する自毛植毛など、さまざまな治療方法に対応しています。また新しい治療方法も次々登場しているため、選択肢が大幅に広がり薄毛の改善が期待できる可能性が高まっています。

技術を使った治療だけではなく、原因などを踏まえた自宅でのケア方法のアドバイスを受けることもできます。

女性特有の薄毛の原因に配慮してもらえる

近年では、女性の薄毛に注目した専門のクリニックがあります。男性の薄毛は多くの場合が男性ホルモンの影響ですが、女性の薄毛は栄養不足やストレス、出産や閉経などによるホルモンバランスの乱れ、血流の悪化など、さまざまな原因が絡み合っていると考えられています。このような女性特有の原因に配慮した検査や治療を受けることで、症状の改善が期待できます。

プライバシーに配慮してもらえる

プライバシーに配慮してもらえる

薄毛はデリケートな悩みであり、「薄毛治療を受けていることを知り合いに知られたくない……」と考える女性も多く、男女ともに同じ待合室な皮膚科などでは受診から足が遠のいてしまうかもしれません。

薄毛治療を専門とするクリニックでは、患者さんのプライバシーに配慮している医院が多いのが特徴です。一人ひとりを個室でカウンセリングする、男女の入り口や受付を分けるなどの工夫をすることにより、患者さんのプライバシーを守るよう配慮しています。

薬の処方について

皮膚科に比べ、処方される薬の種類が多いのも専門のクリニックの特徴です。

クリニックで処方される治療薬のなかには、個人輸入で海外の通販サイトから購入できるものもありますが、正しく安全に服用するためにはクリニックで処方を受けるのが大切です。

処方される薄毛治療薬は、主に飲み薬と塗り薬に分けられます。それぞれどんな薬があるのかを見ていきましょう。

飲み薬

女性の薄毛に処方される飲み薬は、亜鉛やビタミンなどの髪や頭皮に欠かせない栄養素を補うものや、頭皮環境を整える役割が期待できるものがあり、代表的なものにはパントガール、リバースレディなどがあります。リバースレディは飲み薬と塗り薬があり、併用することで内と外から身体に働きかけ、より変化を感じられるように作られています。

塗り薬

女性の薄毛に処方される塗り薬として代表的なのがパントスチンです。アルファトラジオールという有効成分が、抜け毛の原因物質である「ジヒドロテストステロン(DHT)」を抑制することで薄毛の改善を目指します。

Summaryまとめ
びまん性脱毛症が疑われるときにどの病院を受診したらいいのか、専門のクリニックはどう違うのかなどを紹介しました。「病院で治療を受けよう」と一言でいっても、診療科やクリニックによって検査や治療の内容が異なります。

「びまん性脱毛症を改善してボリュームある髪の毛を取り戻したい……」と考える場合には専門のクリニックを受診しましょう。無料カウンセリングを行っているクリニックを選ぶことで、無料で相談が可能なだけでなく、クリニックの雰囲気を知ることができます。また希望する治療方法がある場合、その治療に対応しているクリニックを選ぶことが大切です。

悩みを放置せず、専門クリニックの受診を検討してみてください。

合わせて読みたいびまん性脱毛症に関する記事

「びまん性脱毛症はどんな原因で起こるのか」「どんなセルフケアをすればいいのか」と思った方はこちらの記事もおすすめです。びまん性脱毛症について詳しく知り、悩みや不安の軽減につなげてください。

この記事の監修医師

AGAスキンクリニック レディース院 診療顧問田中洋平医師

【資格】
日本形成外科学会専門医
医学博士(信州大学)
【所属学会】
国際形成外科学会会員
日本美容外科学会会員
日本皮膚科学会会員
日本美容皮膚科学会会員
日本抗加齢学会会員
日本熱傷学会会員
日本救急医学会会員
日本フォトダーマトロジー学会理事
AGAスキンクリニック レディース院 ドクター紹介

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