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薄毛・抜け毛の病気休止期脱毛症とは|症状や原因、治療方法について

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休止期脱毛症とは|症状や原因、治療方法について

髪が大量に抜ける場合は、薄毛の一種といえます。薄毛といっても、さまざまな種類があるため、事前にチェックしておきたいところでしょう。薄毛の1つに「休止期脱毛」と呼ばれるものがあります。休止期脱毛は複数の種類に分けられ、それぞれ特徴や原因が異なります。今回は、休止期脱毛の症状や原因、治療方法について詳しくご紹介します。

休止期脱毛症とは

薄毛は、「休止期脱毛」と「成長期脱毛」の大きく2つに分けられます。さらに、休止期脱毛は、急性休止期脱毛、慢性びまん性休止期脱毛、慢性休止期脱毛に細かく分類されます。それぞれの症状や原因、特徴について詳しくみていきましょう。

急性休止期脱毛

急性休止期脱毛は、成長期の髪が急激に休止期へ移行した結果、髪が抜ける状態です。髪は、ヘアサイクルという生え変わりの周期によって、生えたり、抜けたりを繰り返しています。髪が伸びる成長期、髪の成長が止まる退行期、休止期を経て脱毛すると考えられています。

  髪が伸びる成長期から急激に休止期へ移行すると、髪が成長の途中で抜けてしまうことがあります。そのため、短くて細い未熟な抜け毛が増えます。精神的なストレスや栄養不足、外科手術、出産などをきっかけに起こるといわれています。

慢性びまん性休止期脱毛

慢性びまん性休止期脱毛は、6ヵ月以上かけて少しずつ進行することが特徴です。頭頂部のみならず、全体的に髪が薄くなる場合もあります。原因は、貧血や甲状腺疾患のほか、無理なダイエットや栄養不足、肝機能障害や腎機能障害などとされています。また、発毛剤のミノキシジルを塗り始めたころや中止したときなどにも起こる可能性があります。原因を取り除いたうえで、髪の成長を促す治療を受けることで改善が期待できますが、原因によっては改善が困難です。

例えば、肝機能障害や腎機能障害が原因の場合、さらに根本の原因を突き止める必要があります。根本の原因が難治性の病気の場合は、脱毛の改善も難しいでしょう。

慢性休止期脱毛

慢性休止期脱毛は、6ヵ月以上続くことが特徴で、他の休止期脱毛とは違い原因がわかっていません。女性男性型脱毛症(FAGA)と似ているため、判別が困難です。FAGAは、頭頂部や前髪の生え際に脱毛がみられますが、慢性休止期脱毛は側頭部も脱毛します。

また、FAGAでは軟毛が増える傾向がありますが、慢性休止期脱毛ではその変化はみられません。原因が特定できないため、適切な治療方針を立てることが難しいことも特徴です。髪の成長を促しつつ、成長期を引き延ばすための治療を行います。

休止期脱毛症の特徴

休止期脱毛の中でも急性休止期脱毛は、急激に髪が抜けることで、円形脱毛症と間違われるケースもあります。さまざまな原因が重なることで発症するため、未然に防ぐことは困難です。原因を解消すれば改善する可能性がありますが、いつ改善に向かうのかは予測がつきません。

まずは、クリニックを受診して、適切な治療を受けることが大切です。

休止期脱毛症の原因とは

休止期脱毛症の原因は非常にさまざまです。複数の原因が重なっている場合もあるため、下記でご紹介する原因に心当たりがあるからといって、必ず薄毛になるわけではありません。また、1つの原因で発症することもあれば、いくつ重なっても薄毛にならない場合もあるのです。

  それでは、休止期脱毛症の原因について詳しくみていきましょう。

出産

出産

妊娠中は、女性ホルモンのエストロゲンの生産が増加します。エストロゲンには、成長期を長くする働きがあるため、妊娠中は髪が太く長く伸び続けます。そして、産後に妊娠前のホルモンバランスに戻ることで、引き延ばされていた成長期が退行期、休止期へと移行して、一気に髪が抜けるのです。

これは、多くの人が経験するもののため、過度な心配は必要ありません。産後2~3ヵ月頃から脱毛がみられ始め、6ヵ月頃から回復に向かう傾向があります。

生活習慣

睡眠不足や栄養不足、過度なダイエット、暴飲暴食、運動不足、過度な飲酒、喫煙などの生活習慣は、休止期脱毛症の原因になり得ます。ストレスで夜に眠れなかったり、デスクワークなどで運動不足が慢性化していたりする場合、状況の改善を目指しましょう。

ストレスを発散するために趣味を見つけたり、1日30分だけでも運動したりすることが大切です。

薬剤

薬剤によっては、髪に悪影響を及ぼし、休止期脱毛症を引き起こします。例えば抗がん剤は、成長期の髪にダメージを与えることで、薄毛の原因になります。抗がん剤の治療を終了すれば、自然に回復することが特徴です。

内科的疾患

鉄欠乏性貧血や甲状腺機能異常症、亜鉛欠乏症、膠原病(こうげんびょう)などが原因で休止期脱毛が起こる場合があります。休止期脱毛が起きたからといって、すぐにこれらの病気が疑われるわけではありません。

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休止期脱毛症の検査と診断の流れ

休止期脱毛症の検査と診断の流れ

休止期脱毛症を疑うべき症状が現れたら、早めにクリニックを受診しましょう。クリニックでの休止期脱毛症の検査と診断の流れをご紹介します。

問診

症状が気になり始めた時期や生活習慣、服薬、妊娠の有無などを問診されます。問診票に記入したり、診察時に尋ねられたりします。処方される薬にもかかわることのため、すべて正直に回答しましょう。

血液検査

血液検査は、薄毛の原因を調べたり、投薬治療をできるかどうかを確認したりするために行います。クリニックによっては、遺伝子検査によって薄毛になるリスクを調べることが可能です。

診断

問診や血液検査、視診などの結果を総合的に踏まえ、診断されます。休止期脱毛症と診断された場合は、原因や症状などから治療法を決定します。

休止期脱毛症の治療方法

休止期脱毛症の治療法は、原因によって異なります。主に、次のような治療法があります。

薬物療法

薬物療法とは、いわゆる薬を使用した治療のことです。頭皮に塗って髪の成長を促すミノキシジルや、髪に必要な栄養を補給することで脱毛の改善を促すパントガールなどがあります。他にもプロペシアとをいう薬もありますが、これは男性のAGAに対して使用するため女性は使用できません。

パントガールで補給できる栄養は、アミノ酸、たんぱく質、ビタミンB群、L-シスチン、ケラチン、D-パントテン酸カルシウムなどです。休止期脱毛症に限らず、紫外線の影響で傷んだ髪やツヤのなくなった髪などにも有効とされています。

メソセラピー

メソセラピーは、頭皮に直接有効成分を注入する治療法です。注射器による方法が主流でしたが、ローラータイプのものや針がない注入器などを使用するクリニックもあります。頭皮に有効成分を注入することで、頭皮に塗るよりも効率よく休止期脱毛を改善へと導けます。

メソセラピーで注入する有効成分は、クリニックによって異なるため、事前に確認しておきましょう。

Summaryまとめ
休止期脱毛症では、髪が一気に抜けたり、全体的にまばらに抜けたりと、さまざまな症状が現れます。また、いくつかの種類があり、それぞれ原因が異なることも特徴です。自分でケアしようとしても、正しく対処できなければ改善しません。クリニックで問診や視診、血液検査などを受けて、診断してもらうことが大切です。少しでも抜け毛や薄毛が気になったら、クリニックを受診しましょう。

この記事の監修医師

AGAスキンクリニック レディース院 診療顧問田中洋平医師

【資格】
日本形成外科学会専門医
医学博士(信州大学)
【所属学会】
国際形成外科学会会員
日本美容外科学会会員
日本皮膚科学会会員
日本美容皮膚科学会会員
日本抗加齢学会会員
日本熱傷学会会員
日本救急医学会会員
日本フォトダーマトロジー学会理事
AGAスキンクリニック レディース院 ドクター紹介

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