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薄毛・抜け毛の悩みの原因【医師監修】頭皮が赤くなる原因と予防・対処法について
2023/04/24 更新
頭皮に痛みやかゆみを感じた場合は、鏡に写して頭皮の状態を確認しましょう。赤くなっていたら適切に対処しなければなりません。放置すると症状が悪化して抜け毛が増える場合もあります。ここでは、頭皮が赤くなる原因と予防・対処法について詳しくご紹介します。
頭皮が赤いのは、何らかのトラブルのサインです。ほかに現れやすい症状とあわせて詳しくみていきましょう。
健康な頭皮の色は「白」と考えられています。白以外の場合は、何らかのトラブルが起きている恐れがあります。頭皮が赤くなっている部分には炎症が起きています。原因を突き止めて対処すれば、改善が期待できます。
赤みと一緒に現れやすい症状は、痛みやかゆみなどです。また、炎症している赤いところをひっかくと出血する場合があります。化膿した場合は、膿が出てくることもあるでしょう。初期段階では、痛みやかゆみなどが現れることが多いので、症状の変化を細かくチェックしておくことが大切です。
頭皮の赤みの原因は日常生活に隠れています。頭皮が赤くなる原因について詳しくみていきましょう。
頭皮は、運動不足や身体の冷えなどが原因で血行不良になります。
血液は全身に栄養を届ける役割を果たしているため、血行不良は頭皮の栄養不足に繋がります。頭皮の栄養が不足すると、ターンオーバー(頭皮の新陳代謝)のサイクルが遅れて健康な角層を維持できなくなり、バリア機能が低下します。その結果、小さな刺激でも頭皮に炎症が起きてしまい赤くなるのです。
洗浄力が強すぎるシャンプーの使用、間違った洗髪などは、頭皮にダメージを与えて赤みを引き起こします。洗髪後に頭皮のツッパリ感がある場合は、ヘアケアの方法に問題があるのかもしれません。
紫外線による頭皮へのダメージやアレルギーの影響などで、頭皮に炎症が起こる場合があります。炎症にともなって頭皮が赤くなります。
冷暖房の風、湿度が低い冬の外出などが原因で頭皮が乾燥すると、バリア機能が低下して小さな刺激でも炎症が起こるようになります。また、頭皮の皮脂を過剰に洗い流してしまうことも乾燥の原因になります。
頭皮の赤みを抑えるには、原因に応じて対処する必要があります。それでは、頭皮の赤みの対処法について詳しくみていきましょう。
1日に何度もシャンプーしたり、洗浄力が強すぎるシャンプーを使用したりすると、頭皮が乾燥して炎症が起こりやすくなります。頭皮の過度な洗浄は控えて、正しく頭皮ケアをしましょう。
肌質に合わないヘアワックスやジェル、育毛剤などを使うと、アレルギー反応によって頭皮が赤くなります。肌質に合うかどうかは実際に使ってみなければわからないため、まずは少量から使いましょう。特に育毛剤はパッチテストを行ってから使用開始することをおすすめします。頭皮に問題が起こらなければ、通常どおりに使用してください。
頭皮の紫外線ダメージを防ぐために、紫外線対策を徹底しましょう。頭皮用の日焼け止めスプレーや頭皮用の保湿化粧品などを使うことで、紫外線による熱ダメージを軽減させることが期待できます。ただし、それだけでは十分な対策になりません。UVカットの帽子をかぶったり日傘をさしたりして、紫外線をより強力に防ぐことが大切です。
栄養バランスのとれた食事には、頭皮のターンオーバーのサイクルを整える働きが期待できます。タンパク質やビタミン、ミネラルなどをバランスよく摂ることが大切なため、肉や魚、卵、野菜、果物などバランスよく食べましょう。特定の食べ物に偏った食事では、ターンオーバーに必要な栄養が不足してしまいます。
頭皮のターンオーバーに必要な成長ホルモンは、深い眠りのときに多く分泌されます。深い眠りと浅い眠りを繰り返す睡眠を「良質な睡眠」といいます。良質な睡眠な睡眠をとるために、快適な睡眠環境を整えましょう。
また、スマホやテレビの画面を見ると、強い光の刺激が原因で寝つきが悪くなるため、寝る前はできるだけ控えましょう。
頭皮に赤みが現れているときは、何らかの病気の症状である恐れがあり、安易な自己判断は禁物です。頭皮が赤くなる病気について、詳しくみていきましょう。
脂漏性(しろうせい)皮膚炎は、頭皮の常在菌が頭皮から過剰に分泌されている皮脂をエサにして増殖し、炎症を引き起こす病気です。べたつきのあるフケ、赤みをともなう湿疹などが現れます。
接触皮膚炎とは、アレルゲンとなる物質が触れたところに赤みが起きた状態です。例えば、頭皮に合わないシャンプーやコンディショナー、ヘアワックスなどが原因で起きた赤みのことを指します。
アトピー性皮膚炎とは、かゆみをともなう湿疹が改善と悪化を繰り返しながら慢性的な経過をたどる病気です。皮膚のバリア機能の低下や、アレルギー症状が起こりやすい体質など、さまざまな要因によって発症します。
毛嚢炎(もうのうえん)は毛包炎(もうほうえん)とも呼ばれ、毛穴の奥にある毛根を包む毛包に炎症が起きた状態です。主に、細菌などが毛包に感染して炎症を引き起こします。頭皮に赤い丘疹(きゅうしん:直径1センチ未満の発疹)がある場合は、毛嚢炎の可能性があります。
血管肉腫(にくしゅ)とは、血管の細胞ががん化したものです。内出血のような赤い発疹が少しずつ大きくなり、やがて血豆のような見た目になります。ただの内出血だと思い込んで放置すると重篤な状態に陥りかねないため、自己判断で対処することは禁物です。
頭皮の赤みや痛み、かゆみ、出血、膿の流出などをともなう場合や、しこりや腫瘤が認められた場合は、できるだけ早く医療機関を受診しましょう。受診先は皮膚科です。頭皮の赤みに気づいた時期や他の症状、治療中の病気などを医師に詳しく伝えてください。
頭皮に軽い赤みがある程度で、他に痛みやかゆみなどをともなわない場合でも、気になるのであれば専門のクリニックを受診しましょう。また、頭皮の赤みだけではなく、抜け毛が増えてきたと感じている場合は、薄毛専門クリニックに相談することをおすすめします。栄養不足や血行不良などが原因で頭皮に赤みが起こりやすくなっていると同時に、薄毛が進行している恐れがあります。
頭皮の赤みも抜け毛も放置すると大きなトラブルに繋がるため、早めに医師に相談しましょう。
ドクターからの回答
自由診療のため、保険は適用されません。女性型AGAも男性のAGA同様に、命に関わる病気でないとされているためです。ただし、お得にご利用いただける各種プランはご用意しております。
監修医師
AGAスキンクリニックレディース
診療顧問 田中洋平医師
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