薄毛・抜け毛の悩みの原因女性薄毛の原因の「トリコチロマニア」とは

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

女性のおしゃれに欠かせないのが、ヘアスタイルやヘアアレンジです。ヘアカラーやパーマで個性を出したり、トレンドを意識したりと、髪の毛のおしゃれはとても楽しいものです。

それだけ女性にとって髪の毛はとても大切で、かけがえのないものですよね。抜け毛の量が少し多いと感じるだけで、「髪の毛が薄くなるのでは?」不安になるのではないでしょうか。


髪の毛のお悩みとして、自分で自分の髪の毛を抜いてしまう「抜毛症」という症状があります。抜毛症をきっかけとして、女性の薄毛が進行する場合もあります。

この記事では、女性の抜毛症の原因であるトリコチロマニアとは何か、抜毛症の改善策などを紹介します。抜毛症のセルフチェックもできるので、参考にしてみてください。

髪を抜いてしまう…抜毛症とは?

抜毛症は自分で髪の毛を引き抜いてしまう疾患です。子供や女性に多いといわれています。

頬杖をつく、貧乏ゆすりをする、脚を組むなど、誰にでもついやってしまうクセがありますよね。抜毛症は自分の髪の毛を抜くクセがエスカレートした状態で、重症化すると、頭皮の一部の髪の毛が丸ごとなくなるケースもあります。


抜毛症の患者さんは、自身でも髪の毛を抜くことを恥ずかしいと感じているものの、クセで髪の毛を抜くことをやめられない自分への嫌悪感を抱いている方が多いようです。なかには眠っている間に、無意識に引き抜いてしまう患者さんもいます。女性の場合、女性ホルモンの影響で症状が悪化する場合もあります。


また、抜毛症の患者さんの4割近くが、抜いた髪の毛を噛んだり飲み込んだりしてしまう食毛症を併発しているといわれています。飲み込んでしまった毛は毛玉になって消化器官にたまり、毛髪胃石、腸閉そく、栄養失調などの体調不良の原因になることがあります。


ほかにも、毛を抜きすぎることにより指にあざなどができる、首や肩などを痛める、髪の毛を噛むことで歯を損傷するなど、頭部以外にもさまざまな悪影響を及ぼします。

トリコチロマニアって何?

トリコチロマニアって何?

髪が薄くなる原因はいろいろありますが、トリコチロマニアから女性薄毛になるケースがあります。


トリコチロマニアは抜毛癖のことで、髪の毛という意味のトリコ、引っ張るのチロ、熱狂者のマニアの3ワードからできており、女性や子供に多く確認されています。


ガマンすることが難しく、一般的には1歳~2歳くらいから症状が現れます。
ストレスや欲求不満などが原因で毛髪を抜くことが癖になり、痛いというより開放的な気持ちになったり、満足感を得られるのだということです。
家族など誰にも見られないよう、隠れて髪や毛を抜きます。

抜毛症の原因

抜毛症の原因は、多くの場合が精神的ストレスです。日常生活を送る中で大きなストレスに晒されたことが原因で発症するケースが多く見られます。

生活をする中で不安を感じたとき、髪の毛を抜いたことで気持ちが軽くなる経験をし、それから不安が起こるたびに安心しようと同じことを繰り返してしまうようになります。

また前述のように、抜毛の症状が出るのは睡眠中であることも多いです。睡眠中は自分を制御することができないため、髪の毛の引き抜きが進行します。

無料まずは医師に直接相談できる「髪の健康診断」から

0120-820-417
電話相談・ご予約
9:00~21:00(年中無休)
髪の健康診断 セルフチェック

あなたは抜毛症?セルフチェックしてみよう

抜毛癖をなくすには

抜毛症の特徴を見て「気づいていなかったけど、もしかしたら自分は抜毛症かもしれない……」と思い当たった方がいるかもしれません。

ここでは、抜毛症のセルフチェックをご紹介します。以下の内容に自分があてはまるかどうか、ひとつずつ考えてみてください。

髪や眉毛、まつ毛などは容姿に関わるとわかっているのに抜いてしまう。
毛を抜くのをやめたいと思っているが、何度も繰り返してしまう。
毛を抜くことをやめられず、自分でも困惑して恥ずかしいと感じている。
毛を抜くことや、それによる困惑や恥ずかしさなどで生活に支障をきたしている。
眠っている間に髪の毛やまつ毛などを引き抜いてしまう。

これらの中からひとつでもあてはまるものがある場合、抜毛症の可能性があるため、早めの対処が望ましいでしょう。気がついたらすぐに対処することで、改善しやすくなる可能性があります。

次の項目で、抜毛症を治すにはどうしたらいいかを紹介します。

抜毛症を治すには?

鏡のある部屋で寝る

抜毛症かもしれないと感じたら、一人で何とかしようとするのではなく、精神科または神経科などの受診を検討してみましょう。病院では、脳内の状態を整えるための薬物療法、抜毛症を引き起こしている原因を緩和するための心理療法などで対処しています。

受診しようにも「髪の毛を抜きすぎてしまって外出したくない……」と考える場合には、ウィッグや帽子などでカバーしましょう。できるだけ早めに受診することで、予後を良好にすることに期待できます。


自宅で気をつけられることとしては、眠るときに帽子と手袋を着用することが挙げられます。帽子や手袋があることで、無意識に髪の毛を抜くのを防げます。

また、できるだけ鏡のある部屋で過ごすのもおすすめです。鏡があることで視線を感じたり、髪を抜いている自分の姿が目に入ったりすることで、抜くのを中断するきっかけになります。

自宅での過ごし方に気をつけながら、医療機関での治療を受けましょう。

抜毛症以外に考えられる女性の脱毛症

自分で髪の毛を引き抜いてしまう抜毛症のほかにも、女性がかかることのある脱毛症を紹介します。特徴を知って、脱毛症を発症していないかも確認してみてください。

びまん性脱毛症
頭部全体の髪の毛が薄くなり、頭皮が透けて見えるようになる脱毛症です。薄毛に悩む女性の多くがびまん性脱毛症に悩まされているといわれています。原因は乾燥などによる頭皮環境の悪化や頭皮の血行不良など、さまざまな要因が絡み合っています。
円形脱毛症
発症した部分の髪の毛が一気に抜け落ちてしまう脱毛症です。免疫機能が異常を起こし、自身の髪の毛を異物と認識してしまうことが原因と考えられています。
牽引性脱毛症
いつも同じところで強く結ぶヘアスタイルをすることで、髪の毛が引っ張られて抜けてしまう脱毛症です。きつく結びすぎない、こまめに結ぶ位置を変えるなどの工夫で防ぐことができます。
薬物性脱毛症
病気の治療のために飲んでいる薬が原因で起こる脱毛症です。主に抗がん剤が原因で起こる成長期脱毛、そのほかの薬が原因で起こる休止期脱毛に分けられます。薬物性脱毛症は、薬の服用をやめると自然におさまるといわれています。
Summaryまとめ
抜毛症になると、自分自身では「抜くのをやめたい」と思っていても、無意識に抜いている場合も多々あるため、早い段階で病院を受診して治療を受けましょう。医師による治療を通し原因を取り除くことで、症状の緩和に期待できます。

「髪の毛を抜いてしまうなんて誰にも相談できない」と考えて一人で抱え込むと、ストレスがますます増えて状況が悪化する恐れがあるため、抱え込まないようにすることが大切です。髪の毛を抜いてしまう病気は自分だけが発症しているわけではないことや、医療機関に相談すれば治療できるということを覚えておきましょう。


自分は抜毛症かもしれないと思う場合や、抜毛症かはっきりわからないけれど薄毛や抜け毛が増えて戸惑っているという場合は、専門のクリニックで相談するのがおすすめです。無料カウンセリングを行っているクリニックもあり、気軽に相談ができます。髪の毛や頭皮の専門家である医師による検査や問診で、薄毛や抜け毛の原因やケア方法をアドバイスしてもらえます。体質や症状に合わせた薬の処方を受けられたり、投薬以外の治療法を提案してもらえたりする場合もあります。

「髪を抜いてしまうクセは治らないかも」と不安になるかもしれませんが、きちんと治療方法があります。恥ずかしいと隠さず、医師に相談してアドバイスを受け、髪の毛の悩みをなくして健康的に過ごしましょう。

この記事の監修医師

AGAスキンクリニック レディース院 診療顧問麻生 泰(あそうとおる)医師

【資格】
医学博士(慶応義塾大学)
【所属学会】
日本形成外科学会
日本美容外科学会
日本マイクロサージャリー学会
AGAスキンクリニック レディース院 ドクター紹介

髪の健康診断のご予約はこちら

髪の健康診断イメージ
電話相談・ご予約
0120-820-417
9:00~21:00(年中無休)
髪の健康診断 セルフチェック

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

あわせて読みたい薄毛・抜け毛の悩みの原因の記事一覧