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薄毛・抜け毛の治療方法【医師監修】1日に抜ける髪の毛の一般的な本数

2023/01/31 更新

【医師監修】1日に抜ける髪の毛の一般的な本数

髪を洗っているときやブラッシングをしたとき、ブラシについた抜け毛や床などに落ちた毛が気になってしまうことがあるのではないでしょうか。
髪の生えかわりは自然なことで、ある程度の抜け毛は誰にでもあります。しかし、明らかに「最近抜け毛が多い……」と感じる場合もあり、このままどんどん髪が抜けて薄くなってしまうのではないかと不安になってしまいます。実際に、あまりに多く髪の毛が抜け続けるときは、専門的な治療をしたほうが良いケースもあります。
この記事では、髪が抜けるのは1日何本ぐらいなら大丈夫なのか、どれくらい髪が抜けると抜け毛対策をするべきなのかを解説します。

一般的に50~100本の髪は毎日抜ける

健康な人でも、毎日50~100本ほどの髪が抜けるのは自然といわれています。そのため、多少抜け毛があるというのはごく普通のことです。
ただ、50~100本なら大丈夫といっても、自分の抜け毛の正確な本数を数えるのは困難なため、本数を聞いてもあまりピンと来ないかもしれません。お風呂の排水溝が頻繁に髪の毛で詰まってしまったり、シャンプーをしているときに指に絡まる髪の毛がとても多かったり、いつもと違うと感じるときは気をつけてみるのが良いでしょう。

季節によって本数は増える

髪が抜けるのにはさまざまな要因がありますが、季節でも状態が変化し、特に抜け毛が増えるのは秋といわれています。
動物と同じように人間にも毛の生え変わるサイクルがあり、抜けるシーズンに該当するのが秋であることが第一の原因として挙げられます。夏は強い日差しから頭部を守るため、身体が髪の毛が抜けないよう働いています。しかし、秋が近づくと脱毛を抑制していた分の髪が一気に抜けてしまうため、抜け毛が突然多くなったように感じてしまうのです。
第二の原因として、秋は夏バテによる栄養不足や睡眠不足などが残り、体調が不安定ということが挙げられます。ただでさえ季節の変わり目には体調を崩してしまうケースも多いですが、栄養不足や睡眠不足はホルモンバランスの乱れなどを引き起こし、健康な髪を保つ妨げになってしまいます。
これらの理由から、秋は髪が抜ける本数が増えるといわれているのです。

危険なのは1日に100本以上!

このように季節などの要因にもよるため、一概に本数だけで決めることはできませんが、毎日100本以上の髪の毛が抜け続けるような場合には、注意が必要といえます。薄毛予防のヘアケアや、治療などを視野に入れてみるのがおすすめです。
こちらも、正確な本数を数えることは困難ですが、鏡を見たときにヘアスタイル全体のボリュームダウンなどが感じられる可能性があります。シャンプーのときの抜け毛や、起きたときに枕に落ちている髪の毛がすごく多いと感じられる場合にも、抜け毛を減らすためのケアをするのが良いでしょう。
また、本数ばかりに注目するのではなく、抜け毛の部位や毛の状態にも注目することが大切です。頭の同じ部分から抜け続ける、抜け毛が細い、髪が全体的に細く薄くなっているなどの場合は自然脱毛ではなく、脱毛症などの異常であることが考えられます。

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髪が抜ける理由はさまざま

ストレスや栄養不足、脱毛症など、髪が抜ける理由はさまざまです。ときには内臓などの病気が関係している場合もあります。
髪が抜ける理由についてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事も参照してください。

抜け毛を防ぐために気をつけたいこと

髪がたくさん抜けるのに悩んでいる方や、1日に100本以上抜けてしまっているかもしれないと不安な方に、今日から簡単に気をつけられる抜け毛対策についてご紹介します。

シャンプーやブラッシングの回数を減らすのは効果なし
シャンプーやブラッシングのときにたくさん髪の毛が抜けてしまうからと、それらを避けても薄毛対策に効果があるわけではありません。例えばシャンプーを3日に一度に減らしても、シャンプーをしたときに一気に抜けるだけといわれています。
また、あまりにシャンプーを控えると、頭皮の清潔が保てず毛穴の詰まりによる炎症などを引き起こし、頭皮環境が悪化してよけいに髪の毛がたくさん抜ける原因になってしまうことも考えられます。
1日に複数回のシャンプーはNG
それではシャンプーを頻繁にして清潔にすればいいのかというと、シャンプーのしすぎも逆効果となってしまいます。シャンプーは頭皮にも髪にも刺激となるものなので、1日に何度も洗うとダメージを与えてしまう可能性があります。特に女性の場合、は頭皮の皮脂が少ないため、洗いすぎると、頭皮の乾燥を招く恐れがあります。
では何回ぐらいがいいのかというと、多くても1日に1回ほどにするのがおすすめです。回数を増やすよりも、きちんとシャンプーを泡立てることや、爪を立てないように洗うことなど、正しいシャンプーの仕方を心がけましょう。また、洗い残しはべとつきの原因となりますので、しっかりとすすぎを行うのも大切です。
バランスの良い食生活を心がける
髪に良い食べ物といわれると、わかめなどの海藻類を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。しかし、髪に良い食べ物だけを食べるのではなく、バランス良く栄養をとることが大切です。
もちろん、海藻類はミネラルや食物繊維がとれるため、積極的にとりたい食材です。ほかにも、髪の毛の材料となるたんぱく質、細胞の酸化・老化を防ぐビタミンCやビタミンA、髪のターンオーバーを促進するL-システインなどの含まれる食材をバランスよく食べるようにしましょう。
また、過度な飲酒は血行を悪くする可能性があるため、お酒の飲みすぎにも注意が必要です。
バランスの良い食生活を心がける
睡眠をきちんととる
睡眠不足はお肌の敵という言葉を聞くことがありますが、髪の健康を守る点でも睡眠はとても大切です。
髪の毛を育てるための成長ホルモンは、眠っている間のノンレム睡眠時にたくさん分泌される傾向にあります。そのため、きちんと眠らないと、健康な髪の毛がなかなか育たない恐れがあります。
また、睡眠不足は体調不良やストレスの蓄積など、抜け毛が多くなる要因を多く引き起こしてしまいます。きちんと睡眠時間をとり、体を休めるようにしましょう。

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Summaryまとめ
正常時にも起こりうる抜け毛の本数や抜け毛の原因、簡単な抜け毛対策などについてご紹介しました。
髪の毛は見た目に与える影響が大きく、薄くなるとショックも大きいですよね。抜け毛対策では抜けた髪の毛の本数だけではなく、季節や髪の毛の状態や体調など、さまざまな要因を含めて考えることが有効となります。
しかし、妊娠や出産によって抜け毛が増えることがあるなど、女性の髪が抜ける原因は複雑です。原因がはっきりわからないままセルフケアをしていると、あまり効果が感じられず、無駄な時間を使ってしまう可能性もあります。必要に応じてAGA専門の医療機関に相談するなどして専門家の診断を受け、早めに対策をしてみてくださいね。
抜け毛を減らして、ヘアスタイルのおしゃれを思いきり楽しみましょう。

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監修医師

AGAスキンクリニックレディース
診療顧問 田中洋平医師

田中 洋平医師のプロフィール写真
【資格】
日本形成外科学会専門医
医学博士(信州大学)
【所属学会】
国際形成外科学会会員
日本美容外科学会会員
日本皮膚科学会会員
日本美容皮膚科学会会員
日本抗加齢学会会員
日本熱傷学会会員
日本救急医学会会員
日本フォトダーマトロジー学会理事

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