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薄毛の予防法【医師監修】頭皮の日焼けが引き起こすトラブルとは

2021/04/05 更新

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監修医師

AGAスキンクリニック レディース院
診療顧問 田中洋平医師

田中 洋平医師のプロフィール写真
【資格】
日本形成外科学会専門医
医学博士(信州大学)
【所属学会】
国際形成外科学会会員
日本美容外科学会会員
日本皮膚科学会会員
日本美容皮膚科学会会員
日本抗加齢学会会員
日本熱傷学会会員
日本救急医学会会員
日本フォトダーマトロジー学会理事

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頭皮の日焼けが引き起こすトラブルとは

頭皮の日焼けを放置すると、赤みや痛み、乾燥などの症状が現れる恐れがあります。また、白髪や薄毛のリスクも高まるため、予防やアフターケアを欠かさないことが大切です。ここでは、頭皮の日焼けが引き起こすトラブルやその予防方法、アフターケア、対策について詳しくご紹介します。

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頭皮の日焼けによるトラブル

頭皮の日焼けは、次のようなトラブルを引き起こします。

やけど

頭皮の日焼けは、強い紫外線によってメラニン色素が多量に生成され、頭皮に沈着した状態です。頭皮に強い紫外線を受けると、炎症が起きて赤みやかゆみ、ヒリヒリ感などの症状が現れます。かゆみが気になって頭皮をかきむしると、ますます炎症が強くなる恐れがあります。

炎症が治まった後は、頭皮の表皮が剥がれてフケとなって落ちる場合がありますが、症状は一時的なものです。

頭皮の乾燥

頭皮が強い紫外線を浴びると、水分が失われて乾燥します。頭皮が乾燥するとバリア機能が低下して、空気中の化学物質や花粉、空気の乾燥などの要因で肌トラブルが起こりやすくなります。また、普段から使用しているシャンプーが合わなくなる場合もあるでしょう。

白髪・薄毛になるリスク向上

強い紫外線を浴びると、白髪と薄毛のリスクが上がる恐れがあります。髪を色づけているのは、メラノサイト(色素を作り出す細胞)で生成される前述のメラニン色素です。メラノサイトがダメージを受けるとメラニン色素の生成が低下し、髪を黒く色づけられなくなり、白髪になります。

また、頭皮の炎症が毛穴にまで広がると、髪が抜けてしまい、ボリュームが失われる場合があります。一時的なもので、炎症が治まると髪が再び生えるようになりますが、頭皮にダメージを受けることは好ましくありません。頭皮環境が乱れると髪への栄養の供給が低下して、薄毛に繋がる可能性もあります。

頭皮の日焼けの予防方法

頭皮の日焼けを防ぐには、紫外線を徹底的に防ぐ必要があります。頭皮の紫外線対策を詳しくみていきましょう。

帽子をかぶる

帽子をかぶる

帽子をかぶることで、頭皮に到達する紫外線を防ぐことが期待できます。ただし、素材によっては紫外線を十分にシャットアウトできず、日焼けを十分に防止できません。UVカット率99%の帽子を選ぶことをおすすめします。また、UVカット率が高くても、編み目が粗い帽子は紫外線を通してしまうため、布地の密度にも注目が必要です。

そのほか、通気性が悪い帽子は頭皮が蒸れやすく、頭皮環境が乱れやすくなるため通気性が良いことも条件となります。

「UVカット率99%」、「布地の密度が高い」、「通気性が良い」の3つを満たした帽子を選びましょう。

日傘をさす

帽子だけではなく、UVカット率99%の日傘を一緒に使うことも大切です。日傘では防ぎきれない紫外線を帽子で補うことで、頭皮へのダメージを抑えられます。さまざまなデザインの日傘があるため、ファッションに合わせて選ぶとよいでしょう。ファッションを楽しみながら頭皮の紫外線対策を行うと、無理なく続けられます。

日焼け止めを使う

頭皮も顔や身体と同じく肌ですので、頭皮用の日焼け止めを利用して紫外線を防止しましょう。クリームやオイルの日焼け止めは髪にからんでベタつくため、スプレータイプの日焼け止めをおすすめします。

スプレータイプは、外出前に頭皮と髪にまんべんなく吹きかけられるため、急いでいるときにも使いやすいでしょう。ただし、日焼け止めの効果は時間とともに失われるため、2~3時間に1回の頻度でスプレーしてください。また、汗をかいたときにもは、その都度スプレーしましょう。

日焼け止めには、SPFとPAが設定されています。SPFは、頭皮の日焼けを引き起こす紫外線B波を防ぐ指標で、2〜50、さらに50以上の場合は「50+」と表示され、数値が大きいほどその防止力が高まります。

PAは頭皮に侵入してシミやしわを引き起こす紫外線A波を防ぐ指標で「PA+」〜「PA++++」の4段階で表示され、「+」が多いほど防止力が高まります。

シーン別のおすすめ日焼け止め

散歩や買い物など日常生活

SPF10~SPF20、PA+~PA++

屋外での軽いスポーツやレジャー

SPF20~SPF30、PA++~PA+++

炎天下でのレジャーやマリンスポーツ

SPF40~SPF50+、PA++~PA++++

日焼け止めは種類が豊富なため、どれを選べばよいかわからない方も少なくありません。数字が高いほど作用が高い反面、肌に負担がかかってしまうため、シーンごとに使い分けましょう。

頭皮の日焼けのアフターケア

頭皮に強い紫外線を受けたときは、日焼けを抑えるために次のアフターケアをしましょう。

頭皮を冷やす

炎症が起きている場合は、冷たいタオルや保冷剤を包んだガーゼで頭皮を冷やしましょう。炎症が強いほどにメラニン色素が多量に生成され、日焼けがひどくなります。頭皮を冷やして炎症を抑えることで日焼け防止が期待できるのです。

強い紫外線を受けると、水ぶくれになるケースもありますが、早く冷やすことで未然に防ぐことも可能です。ただし、同じところを長時間冷やすと血行が悪くなるため、ほてりが改善したら冷やすのをやめてください。

頭皮を保湿する

頭皮を保湿する

強い紫外線を受けた後は頭皮が乾燥しているため、化粧水で保湿ケアをしましょう。早く保湿することでバリア機能の低下を抑えられます。バリア機能が低下すると、小さな刺激でも炎症が起きるようになったり、日焼けによる炎症が強くなったりするため、入念に保湿ケアをしてください。

頭皮を刺激しないヘアケアを心掛ける

強い紫外線を受けた頭皮は、バリア機能が低下しています。そのため、間違ったヘアケアの影響で、頭皮の炎症が強くなる恐れがあります。次のように、正しいシャンプーやドライヤーを心がけましょう。

1ぬるま湯で頭皮と髪を十分に濡らす
2シャンプーを十分に泡立てる
3指の腹でやさしく丁寧に頭皮を洗う
4シャンプーの泡が残らないように入念にすすぐ
5タオルドライで髪の水分を十分に取り除いてからドライヤーをする
6ドライヤーを常に振って温風が集中しないようにする
7ドライヤーは頭皮から20~30cmほど離す

ヘアケアは毎日行うため、間違った方法を続けていると頭皮のダメージが大きくなります。普段から、正しいヘアケアを心がけましょう。

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夏の前後も日焼け対策を

強い紫外線と言えば夏をイメージする方が多いのではないでしょうか。実は、春から夏、夏の終わりごろから秋にかけても多くの紫外線が降り注いでいるのです。そのため、一年を通して十分に紫外線対策をしましょう。

春から夏のはじめまでに紫外線対策をしないと、頭皮がある程度のダメージを受けている状態で夏の強い紫外線を受けてしまいます。その結果、頭皮の炎症や乾燥、薄毛などのトラブルが起こりやすくなります。

日焼け・薄毛等が気になる場合は医師の診察を

頭皮の日焼けや薄毛が気になる場合は、早めに医療機関を受診しましょう。頭皮の日焼けを放置すると、毛穴に炎症が広がることで薄毛になる恐れがあります。また、頭皮の日焼けとFAGAやびまん性脱毛症が重なっている可能性もあるでしょう。頭皮の日焼けに隠れて薄毛が進行している場合は自分で判断できないため、医師の診察を受けることが大切です。

Summaryまとめ
頭皮の日焼けは、時間が経てば改善するでしょう。しかし、頭皮がダメージを受けたことに変わりないため、日焼けを繰り返すことで白髪や薄毛のリスクが高まります。普段から頭皮の日焼け対策を徹底して、頭皮環境を健康に保つことが大切です。日焼けがひどい、薄毛が気になるといった場合は、できるだけ早く医療機関を受診しましょう。

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