女性の薄毛に関するQ&A

Q&A

セルフ育毛ケア・予防

30! はじめての方はこちらから

フサちゃん

食事と髪の関係

そもそも毛髪は食事によって摂取された栄養素を体内で合成することによって作り出しています。髪の毛の根本でもある栄養を摂らなければ髪の毛も生成されませんので、薄毛の原因になってしまいます。それでは必要最低限の食事のみすればよい、と考える方もいるかもしれませんが、実はこれも間違いです。当然ながら食事によって摂取される栄養は、生命活動を維持するためにも必要となります。まず大前提として健康を維持するために栄養が消費されることになるので、食事量を減らしてしまうと、栄養が髪のために使用されなくなってしまいます。命よりも髪の方が優先されることは決してありません。ですので、食事の回数を減らしたり、一度に食べる量を激減させたりすると、摂取した栄養が生命を維持するために必要となる機能のために消費されることになり、結果的に薄毛が進行してしまうことになるのです。

上手にダイエットをするために

食事制限を行う上で最も大きな問題は、理想的な食事の量が分からないという点にあります。
食べ過ぎてしまうことは太る原因にもなりますし、食べなさ過ぎても栄養不足によって髪の成長を妨げることになります。適切な食事の量は年齢や個人によっても異なりますので、一概に基準を設けることは難しいのが現実です。そのため、髪の毛を守るためにはダイエットをしない方がよいとしかいいようがないのです。

ただし、ダイエットの方法にもいくつか種類がありますので、食事制限以外の方法で行うことは髪にとっても問題ではありません。その代表的な例が運動によって減量を目指すという方法です。運動によって脂肪を燃焼させて、その分食事には制限をかけないという方法ならば健康的に痩せていくことが可能です。また髪への負担もありませんので、薄毛が進行してしまう可能性も低くて安心です。

ダイエット以外の原因は

また薄毛の原因はダイエット以外にも考えられますので、そちらにも注意したいところです。
ほかの原因としては睡眠不足やストレスなどが挙げられます。
夜10時から深夜2時までの間は美容のゴールデンタイムと呼ばれますが、この時間帯は髪にとっても重要な時間となります。この間にリラックスした状態で睡眠を取ったときにのみ分泌される成長ホルモンは、日常生活を送る上で損傷した組織を修復してくれるありがたいホルモンです。肌の健康を保つためにも重要とされておりますが、髪にとっても成長を促すホルモンとなりますので非常に重要となります。したがって睡眠不足にならないように充分な睡眠時間を確保することは髪の健康を保つために必要となるのです。
またストレスについても、過度なストレスを抱え込んでしまうと、女性ホルモンの分泌量が減少してしまうことにつながります。すると男性ホルモンとのバランスが崩れてしまい、髪にも悪い影響が出て、結果的に髪が痩せ細り薄毛につながりますので注意が必要です。ホルモンバランスに関していうならば、不適切なダイエットもバランスを崩してしまうきっかけになり得ますので、こういった理由からも食事制限はあまりするべきでは無いといえます。

このようにダイエット以外にも日頃の生活習慣と髪の毛は関係性が非常に強いので、髪を守るためにも健康的な生活習慣を身に付けることが重要となります。夜は10時から2時までの間に寝る、偏食はしない、食事制限はしない、運動をする、ストレス発散を心掛けるなど、薄毛治療を始めずとも個人でできる予防はいくつもありますので、まずはご自身の生活に目を向けてみてはいかがでしょうか。