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女性の薄毛に関するQ&A
Q&A
女性の薄毛・抜け毛治療
ドクターからの回答
患者さまによって差はありますが、おおよそ6~12ヶ月の治療期間で効果を実感される方が多いです。しかし、薄毛や抜け毛の原因は千差万別で、遺伝や体質、ストレスや喫煙、紫外線などの外的な要因や加齢、ホルモンバランスの変化などが相互に関わり合っています。
同じ治療を受けている人でも、受診した時期や薄毛の進行具合や遺伝的な要因から、実際には治療期間はまばらです。しかし、その人に合った治療方法を見つけ、髪と頭皮によい習慣を実行することで治療期間を早めることは可能です。
一般的に遺伝的な要因が強いといわれる薄毛ですが、環境による要素が強いことが最近の研究で明らかになっています。同じ遺伝子を持っている一卵性双生児11組を対象に、男性型脱毛症(AGA)の薄毛の進行具合を比較調査した実験によれば、11組中5組に初診の時点での毛髪量に差がありました(小山太郎医師による「双子をつかったAGAと遺伝の関係」第15回ヨーロッパ毛髪研究学会発表)。
この研究では対象となった一卵性双生児に対し、1年間同じAGA治療を行った上での経過観察も行っています。1年後、毛髪量に有意な差があった5組のうち4組が薄毛の進行具合に差がありました。これは男性に対する研究ですが、女性の薄毛の場合でも遺伝的な要因がすべてではないといえることを示唆してします。同じ遺伝子を持った一卵性双生児であっても、生活習慣や職業は異なることが多いはず。薄毛の治療期間や進行具合を左右するのは遺伝的な要素もありますが、ライフスタイルによる要素も大きいということです。
髪の毛の主成分は、ケラチンというたんぱく質です。ケラチンはL-シスチンなどのアミノ酸で構成されています。L-シスチンは牛肉、小麦、オートミール、鮭などに豊富に含まれています。L-シスチンは髪の毛にコシを与える効果があるので、毎日の食事に積極的に取り入れるように心がけましょう。髪の毛の合成を助ける亜鉛が含まれた食材であるアーモンド、レバー、松の実を加えると、さらに発毛効果が期待できます。
髪に必要な栄養素を食事で補給することも大切ですが、髪によくない生活習慣をやめていくことも大切です。喫煙、過度な紫外線や飲酒、睡眠不足やストレスは、体内に老化の原因物質といわれる活性酸素を増やします。活性酸素が増えることによって、毛母細胞が弱っていくといわれているので、活性酸素と闘う“抗酸化力”をつけることも大切です。今まで馴染んだ生活習慣を180度ガラリと変えるのは難しいと思うので、実行しやすいことからトライしてみましょう。
例えば、夏に髪と頭皮に紫外線が当たらないよう、UV効果のある帽子をかぶるとよいでしょう。秋になって急に髪がパサついたり、抜け毛が増えたりする人は紫外線が原因となっていることが多いからです。
女性の場合、薄毛とホルモンバランスは切っても切り離せない関係です。特に、女性ホルモンを増やすことは、毛母細胞の力を取り戻し、毛を作り出す力を取り戻すことに直結するといわれています。大豆イソフラボンでも女性ホルモンは増加しますが、日常で感じる女性らしいときめきやアロマセラピーなどでも分泌されるそうです。
髪を生やすためにアレもダメ、コレもダメと禁止事項ばかり増やしては、ストレスになってしまうことがあります。精神的なストレスは毛髪と頭皮に悪影響を及ぼすだけではなく、筋肉が過度に緊張することで血行を悪くしてしまう可能性も!一般的に、薄毛治療は半年以上の長期戦になることが多いです。髪によいライフスタイルを送るためには、続けやすい習慣から取り入れていくことが肝心だといえます。
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AGAスキンクリニックレディースは “女性の薄毛”治療に焦点を当てた「女性の“髪”のクリニック」です。
開院以来、多くの女性が髪の悩みで来院しています。薄毛に悩んでいる女性の方は多く、病院で治療をする方が増えています。