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薄毛・抜け毛の治療方法【医師監修】女性型脱毛症(FAGA)の検査方法と料金を解説

2023/09/19 更新

監修医師

AGAスキンクリニックレディース
診療顧問 田中洋平医師

田中 洋平医師のプロフィール写真

【経歴】
2000年 3月 信州大学医学部医学科卒業
2007年 4月 クリニカ タナカ 形成外科・アンティエイジングセンター 開設
2019年11月 AGAスキンクリニックレディース 診療顧問 就任


女性型脱毛症(FAGA)の検査方法と料金を解説

FAGAが疑われる場合は、クリニックで検査を受けることが大切です。ここで気になるのが検査方法と費用ではないでしょうか。検査方法を事前に把握しておけば、不安が和らぐでしょう。また、予め料金を確認できれば、適切に予算を組めます。ここでは、FAGAの検査方法と料金について詳しくご紹介します。

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FAGAの検査方法

まずはセルフチェックしてみてはいかがでしょうか。そのうえで、クリニックで検査を受けましょう。

セルフチェック

セルフチェック項目
下記の項目で当てはまるものをチェックしてください。あまり深く考えず、少しでも当てはまるなと思ったら、チェックするようにしましょう。

1抜け毛が多くなった。
2抜けた髪の毛が細い、短いと感じる。
3髪全体にコシがないと感じる。
4頭皮が透けて見えるようになった。
5母方の祖父が薄毛である。
6十分に睡眠をとれていないと感じる。
7食生活が乱れていて栄養が偏っている。
8ストレスを発散できずにいる。
9お酒をたくさん飲んだり、タバコを吸ったりする。
10パーマやカラーリングを頻繁にしている。

あなたは上記の中からどれぐらい当てはまったでしょうか。該当する項目が多ければ多いほど、今は大きな薄毛が見られなくても、将来的に薄毛になる危険性があります。

「項目でのセルフチェックだけではまだ不安……」という場合は、自宅で遺伝子検査を受けることができます。次の項目で、自宅で可能な遺伝子検査について紹介しますので、そちらも検討してみてください。

遺伝子検査

薄毛に関する遺伝子検査は、ご自身でネット通販などでキットを購入して自宅で行うことも可能です。

調べられるのは「ジヒドロテストステロンへの感受性」です。ジヒドロテストステロン(DHT)は別名「脱毛ホルモン」とも呼ばれる男性ホルモンの一種で、どれだけ影響を受けるかを調べることで、薄毛になりやすいかの参考にできます。

調べ方はとても簡単で、綿棒を使って口の中の粘膜を採取し、検査機関へ送って結果を待ちます。他者に相談せずに自宅で手軽にできることや、将来薄毛になるのではという不安を軽減できることなどがメリットとして考えられます。

一方で検査キットの購入に費用がかかることや、すでに薄毛になっている場合はあまり検査の意味がないなどのデメリットもあります。自身の状態や知りたいことなどに合わせて、自宅での遺伝子検査を利用するかどうかを決めましょう。

自宅で行える遺伝子検査キットの料金は約3,000~10,000円です。

病院での診察

セルフチェック方法や自宅での遺伝子検査について紹介しましたが、なるべく医療機関を受診するのが望ましいです。薄毛を医療機関に相談するのは抵抗があるという方もいるかもしれませんが、専門のクリニックで相談することで、セルフチェックだけではわからなかった薄毛の原因や対策方法を知ることができる可能性が高いです。

薄毛かもしれないと強い不安を感じている場合や、すでに薄毛の症状が進行して頭皮が透けて見えている場合などは、早めに専門のクリニックを受診するのがおすすめです。

病院やクリニックでの検査を受けることにはどんなメリットがあるのでしょうか。

まずは、専門的な知識を持つ医師の診断を受けることで、薄毛の原因に対して適切なアプローチができるというのが大きなメリットといえるでしょう。病院やクリニックで検査を受ければ、薄毛の知識を持った医師の診断を受けることができます。さらに女性の薄毛を専門としたクリニックなら、女性特有の原因なども合わせて考慮されるでしょう。

次に、症状に合わせた治療方法を考案できるのもメリットの一つといえます。病院やクリニックで検査をすることにより、薄毛の原因や症状に合わせた対処方法のアドバイスを受けることができます。投薬や注射などによる治療もスムーズに受けることができます。

これらの理由から、病院やクリニックの検査にはさまざまなメリットがあるといえます。薄毛が気になったら、セルフチェックだけではなく医療機関の受診も検討してみましょう。

クリニックで受ける遺伝子検査にかかる費用は、保険適用外となり15,000~20,000円です。そのほか、初診料3,000~5,000円程度がかかります。クリニックによって費用が異なるため、事前に確認しておきましょう。

病院やクリニックでのAGAとFAGAの検査方法

一般的な病院やクリニックではどのような検査を行うのか見ていきましょう。

まず行われる問診では、いつ頃から薄毛が気になり始めたのか、髪質に変化があったか、家族に薄毛の人がいるかなどを確認します。受診前に問診表を記入するクリニックもあり、質問項目をあらかじめ把握した上でスムーズに問診が受けられます。

視診では医師が肉眼で髪の毛、頭皮の状態を確認します。マイクロスコープを用いて、髪の毛の密度やより細かい頭皮の状態を確認してもらえる場合もあります。ここまでの検査を「無料カウンセリング」として取り扱っているクリニックも多く存在します。

さらに詳細な検査として「血液検査」や「遺伝子検査」があります。

血液検査では、男性ホルモンの量や健康状態、肝臓の状態などを調べます。投薬治療前に血液検査を行う場合もあります。

遺伝子検査は、セルフキットでもクリニックで受ける検査と同等の項目を調べられるため、実施していないクリニックも増えているようです。

血液検査が必要な理由

FAGAの治療を受ける前に血液検査が必要な理由は4つあります。

1つめは、FAGAかどうかを確認するためです。薄毛を伴う病気はほかにもあるため、症状だけでFAGAと判断することは不可能です。例えば、免疫系や甲状腺の病気、感染症でも薄毛が起こる場合があります。

2つめは、投薬治療の可否を確認するためです。たとえば、血液検査で肝臓の働きが落ちていることがわかれば、内服薬を使用することは難しいでしょう。もしくは、肝臓の機能に合わせて投薬量を調整する必要があります。

3つめは、薬による治療成果を予測するためです。血液検査によって、薬の効能の出方をある程度予測することができます。

4つめは、FAGAになりやすい体質かどうかを調べるためです。FAGAになりやすい体質だとわかれば、FAGAの診断に役立ちます。

このように、安全に治療を開始するには必ず医師の指示に従って血液検査を受けましょう。

皮膚科と薄毛の専門クリニックの検査の違い

皮膚科は、FAGAのほかにも皮膚の病気全般を診療しています。それに対して専門クリニックは、薄毛の診療のみを専門としているため、臨床経験数が大きく異なります。また、皮膚科ではFAGAに関する詳しい検査を受けられないことがほとんどです。

皮膚科では処方できる薬も限られているため、症状ごとに最適な治療計画を立てることが難しいですが、専門クリニックでは、視診や触診、血液検査、遺伝子検査など、さまざまな角度から薄毛の状態を確認できます。

それそれの症状に合わせた治療の提案を希望するのであれば、専門クリニックを受診した方がよいでしょう。

AGAスキンクリニック レディース院の検査の特徴

検査方法や内容はクリニックによってさまざまですが、例えばAGAスキンクリニック レディース院では「髪の健康診断」を行っています。問診だけでなく、マイクロスコープによる毛髪診断で頭皮の状態や髪の密度、髪の毛の太さなどさまざまな項目を調べることができます。プライバシーに配慮し予約制にするなど、デリケートな悩みを持つ女性が受診しやすいような工夫をしているのも特徴です。

この項目では、病院や専門のクリニックで行っている薄毛の検査について紹介します。クリニックの受診を迷っている方はぜひ参考にしてみてください。

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病院やクリニックでの治療方法

専門のクリニックではどのような治療が行われるのでしょうか。

クリニックによって取り扱う治療方法が異なるため、希望する治療を見つけたら、その治療に対応しているクリニックかどうかを確認してみてくださいね。

パントガールでヘアサイクルを整える

パントガールは薄毛に悩む女性のために開発された飲み薬です。薄毛治療薬には女性が使用できないものもありますが、パントガールは女性にとって使いやすいのが特徴です。

パントガールは健康な髪の毛を育てるために大切なケラチンやL-シスチン、パラアミノ安息香酸などのさまざまな成分を含んでおり、サプリメントで栄養補給をするような感覚で服用できます。重篤な副作用の報告も少なく、ヘアサイクルを整えながら薄毛の症状の緩和を目指せます。

パントスチンでジヒドロテストステロンを抑制

パントスチンは、有名な薄毛治療薬であるプロペシアに近い働きが期待できる塗り薬です。プロペシアは脱毛ホルモンと呼ばれるDHTを抑制しますが、女性は使用することができません。

しかし、パントスチンは作用が弱めで副作用のリスクも低いため、女性も使用可能とされています。DHTが原因で起こるとされるFAGAの改善には、パントスチンの使用も有効といえるでしょう。

ミノキシジルで発毛を促す

ミノキシジルは、発毛作用が期待されている成分です。他の成分による育毛剤は、頭皮環境を整えたりDHTを抑制したりすることで髪の毛が育ちやすい環境を作りますが、ミノキシジルは毛母細胞に直接発毛を促すよう働きかけます。もともと血圧の薬として開発された成分であり、血管を拡張して髪の毛に栄養が行き渡りやすくする働きにも期待できます。タブレットなどで内服する場合と、塗り薬に含まれている場合があります。

このように、薄毛を改善するためのさまざまな作用があるミノキシジルですが、今後子供を産む予定のある若い女性の内服はおすすめできない成分でもあります。妊娠中にミノキシジルを使用すると、お腹の赤ちゃんの心臓に大きな負担をかける恐れが大きいためです。かといって、妊娠したからとミノキシジルの使用を突然やめると、治療前の状態に戻ってしまったり、妊娠によるホルモンバランスの乱れが加わって更にひどい薄毛になってしまったりすることも考えられます。

女性がミノキシジルを使用する際はあらかじめ医師に相談し、慎重に検討しましょう。

メソセラピーで頭皮に直接有効成分を注入

メソセラピーは薄毛で悩んでいる部分に薬剤を注射する治療方法です。頭皮に直接有効成分を注入する方法のため、発毛を実感しやすいという特徴があります。「頭皮に注射をするって痛そう……」と不安になるかもしれませんが、クリニックによっては痛みの少ないニードルレスでの注入にも対応しています。

メソセラピーでは、止まってしまった髪の毛の成長シグナルを正常に戻す作用が期待できます。また、他の内服治療などと併せて行うことで、よりスムーズに状態の改善ができる可能性も高まります。

再生治療(HARG療法・ヘアフィラー療法)で頭皮の活性化を目指す

HARG療法もメソセラピーと同じく、頭皮に直接有効成分を注入する方法です。たんぱく質を中心とした栄養素や髪の毛の再生を促進する成分などで「HARGカクテル」を作り、頭皮に注入します。

髪の毛の再生医療のひとつであり、頭皮を活性化させるため、継続した投薬をしなくても発毛に期待できるのが大きな特徴といえます。

ヘアフィラー療法は髪の毛の再生医療のひとつです。メソセラピーやHARG療法と同じように、頭皮に直接薬剤を注入する方法です。

発毛に関わる機能性ペプチドを頭皮に注入することで、抜け毛の抑制や毛髪の成長期の延期、髪の毛の成長促進などを目指します。

植毛治療で髪の毛を増やす

植毛治療は、薄毛が気になる部分に植毛することで髪の毛を増やす方法です。

植毛治療には「人工植毛」と「自毛植毛」の2種類があります。それぞれのメリットやデメリットを見てみましょう。

人工植毛の大きなメリットは施術直後に髪の毛が増えるため、大きな変化を感じることができることです。施術費用も自毛植毛に比べると安く済む傾向にあります。しかしデメリットとして、定期的なメンテナンスが必要なことや、体が人工の毛に拒否反応を示す場合があることなどが挙げられます。

一方で自毛植毛のメリットは、自分の髪を植毛することから生着率が高いことです。約8~9割が生着すると言われており、一度生着すればその部分で伸びて、抜けて、また生えるヘアサイクルを繰り返します。そのため定期的なメンテナンスが必要なく、自然な見た目にも期待できます。デメリットとして、複雑な施術を行うことから施術費用が高めであることや、施術直後には変化が感じられないことが挙げられます。自毛植毛は植毛した部分で生え揃うのを待つ必要があり、約1年~1年半ほどかかるとされています。

それぞれにメリットやデメリットがありますが、生え揃った後にメンテナンスが不要なことや安全性などを考え、自毛植毛が選ばれる傾向にあるようです。

生活習慣改善のためのアドバイス

クリニックでは投薬や注射などによる治療だけではなく、髪の毛が健康に育つ環境を整えるための生活について相談が可能です。自分の生活習慣が髪や頭皮の状態を悪化させていないか、どんなケアを行うのが望ましいかなどのアドバイスを受け、症状の改善につなげることができます。

自分に合った病院やクリニックの選び方

病院や専門のクリニックで行っている検査や治療を知り、「受診してみようかな」と考えた方もいるかもしれません。ですが、いざ受診を考えるとクリニックの多さに「どこへ行ったらいいの?」と悩んでしまうのではないでしょうか。そんな方に向けて、自分に合った病院やクリニックを選ぶコツを紹介します。

クリニック選びで重視したいのは、下記のようなポイントです。

通いやすさ
対応している治療方法
実績
料金プランが明確か

薄毛治療は時間をかけてじっくり取り組む必要があるため、通いやすいクリニックを選ぶのがおすすめです。行きたいクリニックであっても、交通費が高額だったり行くだけで時間がかかってしまったりすると、だんだん足が遠のいてしまうことが考えられます。無理なく通えるクリニックを選びましょう。

対応している治療方法にも注目しましょう。投薬治療のみに対応しているクリニックと、注射や植毛などの治療にも対応しているクリニックだと、治療の選択肢が変わります。特に受けたい治療がある場合、その治療に対応しているかどうかを確認しましょう。

実績を判断するときは、クリニックが開院してからどれくらいの期間が経っているかに注目しましょう。それだけで判断するのは難しいかもしれませんが、長期間診療を行っているクリニックであるほど、見てきた症例が多いと考えられます。またホームページなどに治療前後の写真が掲載されている場合、治療で改善した例があると考えられるでしょう。

料金プランの明確さを確認するのは、安心して通うことができるかどうかにもつながります。「なぜこの内容でこんなにお金がかかるのかわからない」などの不安を抱えた状態だと、治療へのモチベーションが保てなくなる可能性もありますよね。

現在では、無料カウンセリングを行っているクリニックも多くあります。クリニックの雰囲気をつかむためにカウンセリングを利用するのも良いでしょう。さまざまなポイントに注目し、自分に合った通いやすいクリニックを見つけるのが大切です。

AGA・FAGAの可能性がある場合は、早めに相談しよう

セルフチェックの結果、AGAやFAGAの可能性があることがわかった場合は、専門クリニックに早めに相談することをおすすめします。AGAとFAGAは放置すると進行するため、薄毛の悩みが大きくなる恐れがあります。

早く治療を始めれば、元の健康な頭皮状態にも戻しやすくなります。<まずは、AGAスキンクリニックの「髪の健康診断」を受けてみてはいかがでしょうか。髪の状態からAGAやFAGAのリスクをチェックしたり、診断を受けることができます。

抜け毛が多く頭部が透けてきた、両親が薄毛のため不安を感じているなど、少しでも薄毛に悩まされているのであれば、髪の健康診断を受けてみてはいかがでしょうか。

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女性の薄毛治療についての
よくある質問

  • 薄毛・抜け毛の相談だけで予約しても大丈夫ですか?

    ドクターからの回答

    はい、問題ございません。「髪の健康診断」で1年に1度薄毛・抜け毛のチェックのために定期的にご来院いただく方もいらっしゃいます。まずは不安解消のためにもお気軽にご相談ください。完全予約制となりますのでご来院にはご予約が必要となります。院内で極力他の患者さまとすれ違わないように配慮し予約調整させていただいています。ご予約はこちらよりお願いいたします。

  • 女性の薄毛・抜け毛治療の費用はどのくらいかかりますか?

    ドクターからの回答

    薄毛の進行状態やどの程度生やしたいかによって異なります。

    オンライン診療であれば、女性の薄毛・抜け毛予防3,800円/月、抜け毛抑制5,800円/月、髪を増やす場合は10,000円/月から治療できます。来院の場合はまた費用が異なりますが、平均して月々1万~2万円程度のお支払いただいている方が多いです。治療費について、詳しくは料金表ページをご覧ください。

  • 薄毛治療の費用を安く抑える方法はありますか?

    ドクターからの回答

    AGAスキンクリニックレディースでは、各種お得なプランをご用意しております。モニターで利用いただければ30%OFFにて治療いただけます。お支払いに関しても現金以外にクレジットカード、PayPay、LINE Pay、メディカルクレジット(医療ローン)、楽天ポイントもご利用いただけます。

  • 女性の薄毛治療・FAGA治療では、保険は適用されますか?

    ドクターからの回答

    自由診療のため、保険は適用されません。女性型AGAも男性のAGA同様に、命に関わる病気でないとされているためです。ただし、お得にご利用いただける各種プランはご用意しております。

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